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AR-57の編集履歴

2019-01-09 17:41:02 バージョン

AR-57

えーあーるふぁいぶせぶん

5.7mm弾が使えるAR-15

概要

民間で入手可能な5.7mm弾を使う銃はFNH社のPS90Five-seveNしかなかった。

そこでどこの奴が考えたのかAR-15系統のロアレシーバーを使用した5.7mm弾を使用する銃の開発がアメリカで始まる。

そして完成したのがラインラントアームズ社のAR-57であった。(後にエアロプレシジョン社により販売されていた)

動作形式はP90と同じくロッキングシステムのないシンプルブローバック。


マガジンはP90同様上方に装填する。排莢は本来のマガジン投入口から行う。まさに逆転の発想である。

中身を取り出したSTANAGマガジンをカートキャッチャー代わりに出来るという珍説もあるが、実際にはリップ部分を切断しなければ入らず、30発程度のサイズのマガジンでは容量不足でカートキャッチャーとしてはあまり使えない。

複々列マガジンのような大容量マガジンを使えば解決可能と思われるが、そのためだけに100ドルを超える高価なマガジンを復元不可能な形状にしてしまうのはもったいないため、安価なマガジンをベースに下部を切り取って袋を取り付けるといった改造を行ったものを使った方が無難である。


利点

  • 装填がP90に比べ楽に行える。
  • ピカティニーレールが4面についているためカスタマイズの自由度が高い。(M203等も装着できる。)
  • ストックとグリップ、セレクターといったものを好きなものに変更できる。
  • AR-15さえ持っていればアッパーキットだけでいいのでPS90の新品を買うより安く、新規の登録の必要もなく5.7mm銃を入手できる。
  • レシーバー次第ではフルオート射撃ができる。
  • マガジンなどの一部を除けばAR-15と操作が同じ。

欠点

  • 光学機器を乗せるスペースが小さい。(マガジンの都合でレールの延長も出来ない)
  • 一定以上の短銃身化が困難。
  • 5.7mm弾やP90用マガジンが高い。

一方で、Five-seveNマガジン用のCMMG MK57も登場している。こちらはアッパーレシーバーと共に専用のロアレシーバーが必要である。ロアレシーバーの自由度を犠牲にした分、光学照準器の搭載がしやすく短銃身化が可能となった。ラインナップされているバレル長は5インチと8インチのみと、ピストルカービンの趣が強い。

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