概要
『ラマになった王様(原題:The Emperor's New Groove)』は、2001年に公開されたディズニー映画。2005年に続編『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』が、2006年には続編のTVシリーズ『ラマだった王様 学校へ行こう!』がある。
ストーリー
南米のジャングルに君臨する若き国王クスコ。才能と美貌を兼ね備えた国王ではあったが、ワガママでイジワルで傲慢なその性格から民からの信望はまったくなかった。
ついには魔女からの恨みまでも買ってしまい国王は”ラマ”の姿に変えられてしまう。城からも追い出されてたクスコを助けてくれたのは、心優しい農夫のパチャだった。ラマになっても王様気取りのクスコとパチャは仲違いを繰り返しながらも城を目指して旅をするが……。
登場人物
- クスコ(吹き替え:藤原竜也) 17歳の若き国王。美貌と才能を持っているが、性格は意地悪、わがまま、傲慢、そして自分勝手と最悪なため人望はほとんど皆無。薬でラマに変えられてしまった。
- パチャ(吹き替え:楠見尚己) 真面目で心優しい農民。妻子持ち。心当初はラマになったクスコとも喧嘩ばかりだったが、一緒に旅をするにつれ、友情を築くようになる。
- イズマ(吹き替え:京田尚子) クスコの相談役だったがクスコの気まぐれでクビにされる。このことからクスコを恨み、クスコの毒殺を図ろうとする。
- クロンク(吹き替え:堀内賢雄) イズマの手下。筋肉質な大男で思考力は極めて低い。リス語がわかる。
- チチャ(吹き替え:一柳みる) パチャの妻。
- チャカとティポ パチャの子供たち。
関連タグ
裸の王様―原題「The Emperor's New Groove」はこの昔話の英題「The emperor's new clothes」をもじったものである。しかし原題をそのまま訳しても日本人一般に意味は通じにくいため、本作は昔話っぽさを感じる邦題が付けられている。
美女と野獣―同じく傲慢な王族が呪われて獣の姿となり、その後一般の人間と触れることで友愛の概念を学んでいくというお話。本作はどっちかというと「農夫と動物」だが。