概要
CV:井上喜久子
Gジェネレーションシリーズ3作目となるGGENERATION-Fで初登場。以降NEO、SEED、PORTABLEでは登場を果たせなかったが、SPIRITSで再登場し、以降最新作のWORLDまで登場し続けている。
長く美しい銀髪に、ガンダムの世界でありながら松本零士作品のヒロインのような顔立ちをしており、神秘的な雰囲気を持っている。
常に皆の事を思いやる心優しい性格と、争いを好まない反面、自ら選んだ戦いの道からは決して退かない芯の強さを併せ持っており、戦闘セリフなどからもそれが伺える。
能力
F、FIF
パイロットとしての初期能力は低く、最終的なニュータイプレベルも最低クラスなので戦艦のゲストポジションに置かれがちだが、成長が独特でパイロットとして育てると最終的に射撃値が大きく上昇し、射撃値はニュータイプレベル補正含めで全キャラ中トップクラスになるまでに成長する。ゲストとしての運用はパイロットとして育てきってからの方が良いだろう。
その高い射撃値を活かして砲撃・射撃を得意とする機体に乗せると、目覚しい活躍を見せてくれるが、反面格闘・回避についての能力は凡庸な為防御アビリティの充実した機体に搭乗させないと戦闘での不安が残るのも確か。パイロットで起用するなら、機体選びは慎重に行いたい所。
例を挙げるならニュータイプレベルが余り関係無い射撃重視+防御アビリティの揃ったV2バスターガンダム等が候補になるだろうか。
勿論射撃能力の高さを見込み、艦長にして『援護射撃』を強引にブチ当てていくという運用もできる。
SPIRITS
Fからリストラ状態だったが久しぶりに登場。初期能力の低さと魅力値の高さは前作から相変わらずだが、今作は成長率が大きく上昇した。
最終的にステータスがカンストするマーク・ギルダーやクレア・ヒースロー等には少々劣るものの、オリジナルキャラの中では五指に入るほどのステータスにまで成長する。
成長傾向もレベルが上がるにつれ高い水準で順当にステータスが伸びる為、頼もしい存在に。
F時代の特性である極端な射撃値は、ステータス成長がランダム化したため覚醒条件という別の形で受け継がれた。
WARS
相変わらず初期能力での見劣りはあるが、成長率の高さはSPIRITSから変わらず。
しっかり育てればチームの主力として頼れる逸材に。
彼女の性格を反映したアビリティ「慈愛」や「真面目」等のアビリティは中々便利で、WARSでは更に「射手」「スナイパー」等も備えており、嘗ての射撃能力の高さを彷彿とさせるアビリティを揃える。
WORLD
「射手」が没収されたが、その代わりに「戦場の女神」のアビリティを獲得。射撃の初期能力も改善された為結果として射手としての実力は上がった。
「幸運」「カリスマ」等のアビリティの追加により、元々高い魅力値と併せゲスト関連の能力が大幅に向上。ゲストポジションとしても最高クラスの実力を備えた。
3D
今作ではスパロボシリーズのような精神コマンドが存在し、「狙撃」「幸運」「集中」「直撃」を覚える。
更に「射撃クリティカル率上昇」のアビリティを所持するなど、彼女の射撃という得意分野を大いに反映した性能となっている。
逆に格闘はほとんど伸びないため、これまでのシリーズ同様、射撃メインの機体に乗せるのが良いだろう。
OVERWORLD
WORLDの続編となる今作でも登場し、井上喜久子がOWから登場する他キャラクターの声を当てていることもあって台詞が新録され、ファンネルやファング、フィンガー系必殺技に発動ボイスが付いた。
また、戦闘デモでも確認できるが、レイチェル・ランサムとの連携攻撃が特定の条件で生じる。レイチェルはライブラリ出演もあって台詞は流用であり、新録があったオリジナルキャラクターが相手の名を呼ぶかけあいの一つである。
「お姉さんに任せなさい、レイチェルちゃん」と呼びかける様は、OWからプロフィールに足された『お姉さん』という性質を表している。
性能面では射撃と魅力に優れるパラメーターはそのままに、どのキャラもほぼ全ての汎用アビリティを習得できるようになったので、これまでよりも更に幅広い活躍が期待できるようになった。
だがアビリティは3個までしか所持できないので、運用を考えて所持するアビリティを絞り込む必要がある。
なお、スカウトした段階で最初から「直感」のアビリティを所持している。
また、マスタースキルは「広範囲HP回復」「MP無限」「射程UP」「再行動」といった、主に味方を補助する役割の便利なスキルを覚える。
GENESIS
基本的な能力などは前作に準拠している。
邪劇武器が強い傾向のある今作では、やはり優秀な射撃値のおかげ十分な活躍が見込める。