フルネームは「リンゴォ・ロードアゲイン」。ジョジョではラスボスの特権だった時間干渉系のスタンドをラスボス以外で初めて使ったことで有名。
バイツァ・ダストと同じ時間を戻すスタンドだが、こちらは自在に使う事ができる他、他の者達にも時間が戻ったという自覚がきちんと残る。
事象だけが6秒間だけ戻るスタンド。お互いの集中力さえ続けば、無限の決闘が行われる事になる。
これが「概要の世界」・・・。
大統領の送り込んだ刺客のガンマン。奇妙な果樹園でジャイロ達を待ち受ける。殺し合いにおいても礼節を重んじ、対等な決闘による修行を目的とする。公正なる果たし合い、漆黒の意思による殺人、それに勝利することで、精神の成長を旨とする独自の美学「男の世界」を説く。
観察眼が鋭く、相手の深い部分まで見抜くことができるようでジョニィの中にある「漆黒の意思」とジャイロの中にある「受身の対応者」の性を即座に見抜いた。戦いでは先に自身のスタンド能力をばらした上で戦い、ホット・パンツ、ジョニィ・ジョースターを倒すもジャイロ・ツェペリとの決闘に敗北して死亡。彼の信念は、後のジャイロの考え方に大きく影響を与えている。
のちに並行世界のディエゴ・ブランドーと交戦した際、ジョニィ・ジョースターが並行世界のディエゴのスタンド能力(⇒ザ・ワールド)を知る上でリンゴォのスタンドという前例を元にしてその能力(時間停止)を見抜いている。
ようこそ、「スタンドの世界」へ・・・。
マンダム
3年程前に砂漠で身につけた、肩に覆い被さるタコのような姿をしたスタンド。リンゴォが腕時計の秒針を戻すことで時間をきっかり6秒戻す事ができる(腕時計の針は、あくまで能力を発現させる為の精神的スイッチである模様)。時間が戻っても、リンゴォとその周辺にいる者だけは戻る前の記憶が残っている。それを利用して、リンゴォは果樹園に来る者を「時間を戻して、来た道を何度も通らせて迷路に迷い込んだように思わせて」いた。