ゲーム版
初登場は『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』。持ちナビはマグネットマン。
表向きは財閥ガウスコンツェルンの会長であるが裏の顔はネット犯罪組織ゴスペルの幹部の一人であり、飛行機のハイジャック事件を引き起こし、ハイパワープログラムを盗み出した張本人。
プログラムを盗み出すことには成功したが、駆けつけた熱斗とロックマンによってマグネットマンはデリートされ、その後オフィシャルによって逮捕された。
幼いころはとても貧しい家庭に生まれ、両親も病死し弟は裕福な家庭に引き取られたが、彼は貧しい生活を強いられたため自分を助けてくれなかった社会を憎んでいる。
その後死ぬ気で働き、現在のガウスコンツェルンの会長の地位を手に入れた。
ゴスペルに入った理由は上記の人生から今の腐りきった社会を壊すという理由からである。
娘にテスラ・マグネッツがおり、彼の逮捕後は彼女が会社とマグネットマンを引き継いでいる。
アニメ版
CV:梅津秀行
アニメ版でもゴスペルの幹部(と言うかゴスペルメンバーで数話登場したのは彼だけ)である。
Dr.ワイリーの熱烈的なファンであり、ワイリーのコレクションを収集している。
エレキ伯爵同様にゲーム版とは微妙に設定が変わっており、こちらでは逆に裕福なマグネッツ家に婿養子に出されている。
また女装癖があり、感情が高ぶると仮面にドレスと言った奇抜な格好でヒステリックなオカマ口調でしゃべる(ただし一期では普通の格好)。
かつて家を見捨てて出奔したため、弟とは犬猿の仲であり、顔を合わせるごとにいがみ合ったり、取っ組み合いの喧嘩になったりしている(緊急時は力を合わせて戦うなど、なんだかんだで気が合うところもある)。
二期で逮捕されるが、後に娘のテスラにより、マグネットマン強奪の際についでに助けだされており、その後は掃除や料理など、彼女の身の回りの世話をする雑用係となる。
そんな扱いだが、アクセス終盤で倒された巨大レーザーマンの破片から回収したダークシンクロチップの破片からテスラ用のシンクロチップを作り出したりしており、なんだかんだで有能な人物である。
余談
アニメ版の担当声優の梅津秀行氏は、後年の『ロックマン11』でDr.ワイリー役に起用されている。