曖昧さ回避
- 漫画『ONEPIECE』に登場する軍人。本項で説明。
- ゲーム『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』の登場人物。
ボガード(ONE PIECE)
世界の均衡を司る三大勢力の一つである海軍本部に所属する軍人で、海軍本部中将モンキー・D・ガープの直属の部下。
階級は不明だが、将校(少尉以上の階級)である模様。
プロフィール
人物
目元を伏せるように深く被った中折れ帽子にグレーのダブルスーツ、腰に刀(日本刀)を携えた和洋折衷の出で立ちが特徴。アニメオリジナルでは煙管を吹かす姿もみられた。
豪快かつ天然なガープの補佐役を務めるのに相応しい、冷静沈着で物静かな男性。
的確な判断能力にも長けており、一時意識を失ったガープに代わり指揮をとる場面もみられた。
能力
剣術、とくに抜刀術を得意とする凄腕の剣士であり、作中ではコビーの持つ拳銃を一瞬で輪切りにしてみせる妙技を披露していた。
コビーとヘルメッポが海軍本部に異動して以降は二人の稽古相手も務めている。先の剣術描写から右利きであるようだが、二人を相手に竹刀片手持ち(左手)だけで圧倒する力量差をみせている。
活躍
初登場はガープと同じく扉絵連載『コビメッポ奮闘日記』から。
海軍第153支部の元・司令官でヘルメッポの父親でもある罪人モーガンを護送するためガープに同行。しかし、モーガンは一瞬の隙きをついてガープを斬りつけ、ヘルメッポを人質に小舟を奪って逃走する。
ボガードは(居眠りで)意識を失っているガープに代わり、即座にモーガンの乗る小舟を人質諸共砲撃するように指示するも、ヘルメッポの友人であるコビーがこれを阻止しようと、砲口前で威嚇射撃をしながら立ちはだかる。しかしボガードは瞬時に彼の持つ拳銃(両手の2丁と、腰に指した3丁の計5丁)を斬って「砲撃阻止を阻止」する。その後、ガープが起き上がり大砲そのものをゲンコツで破壊したため、砲撃を中止せざるを得なくなる。
その後はガープの気まぐれで雑用二人を本部で預かる決定を受け、驚きの表情を見せていた。本部では二人の剣術指南役を務めた。
本編ではウォーターセブン編にて初登場。
エニエス・ロビー陥落の主犯でありガープの孫でもあるルフィと初めて接触するが、特に目立った動向はなかった。