概要
CV:井上和彦
米花薬師野病院心療科医師。36歳。
白鳥任三郎の主治医で、記憶喪失に陥った毛利蘭の診察も担当する。
右利きだが、電話の受話器を取る仕草から両利きだと判明した。
今回の事件の真犯人であり、黄金の左腕と称えられていた自分の手に傷を負わせた仁野保を殺害。さらに、その事件の再捜査を独自にしていた奈良沢治、芝陽一郎を射殺していった。そして、最後の標的である佐藤刑事を狙うも仕留めることはできなかったうえ、蘭にまで自分の顔を見られてしまう。だが、蘭は記憶喪失になっており、記憶を取り戻す前に消してしまおうとしていた。しかし、最後には、記憶を取り戻した蘭によって、空手技による制裁を受けた。
得物はサプレッサーを付けたシルバーのブローニングM1910とサバイバルナイフ。劇中での弾の鑑定で「9mm口径」と言われていることからM1910の使用弾はマイナーな.380ACP(9×17mm)と思われる。風戸の犯行のほとんどは至近距離での銃撃である。蘭の抹殺の時には夜間だったこともあり片目式のノクトビジョンも着けていた。
トロピカルランドでの追跡時の変貌ぶりはファンの間でも語り草になっている。
声優
声優を担当した井上和彦は、予てより白鳥警部役の塩沢兼人とは何度も共演していた関係上親交があり、生前の塩沢もコナンスタッフと食事に行った際にしばしば井上について雑談していたという。塩沢の逝去後、井上は、今回のゲスト出演をきっかけに元チーフプロデューサーの吉岡昌仁氏から直々にオファーを受け、白鳥警部役を引き継ぐことになった。