概要
CV小杉十郎太（ドラマCD・アニメ・ひぐらしの哭く頃に雀）
成田剣（祭・羞晒し編ドラマCD・デイブレイクポータブルME・絆）
フルネームは小此木鉄郎(公式サイトのプロフィールより)。
鷹野三四が指揮している「山狗」のリーダー。「東京」の人間であり、雛見沢村に溶け込むために「小此木造園」の社長を務めていた。
目的のためならば手段を選ばない冷酷な性格だが、力量を認めた相手には敬意を払う一面も。
元々個人使用のタグであったが、そこから広まり小此木ではなく小此木さんタグの使用度が増した。
これは大将戦だッ…‼︎
「山狗の鳳1こと小此木だ。今日の戦いは見事だった。お前らのリーダーに敬意を表する…名前を聞かせてくれ。」
『部長、園崎魅音。』
「…朝の興宮署での騒ぎからこの山での戦いまで、全てお前の指揮なのか？」
『……………』
「完全にやられたぜ…」
「この戦(いくさ)はお前らの勝ちだ。まだ負けねぇと思ってるのはウチのお姫様だけさ。」
『……あんたの望みは何？』
「お前も大将、俺も大将だ…分かるな」
———あの人は今日、指揮をしていた。そして部下がみんなやられてしまった。だから、簡単に負けを認めるわけにはいかないの。
…我が身を犠牲にしてしか”敗軍の将”は禊げないというのですか…————
『いいよ、あんたが納得する様にすればいい』
「…感謝する…行くぜ」
………
「…やるじゃねぇか。回転投げか…当て身を入れねぇとこを見るとお上品な高道館流ってとこか。因みに腕を極(き)めた時、下がる相手の顔面に膝が入れられるぜ」
『そうなんだ。今度試してみるよ。』
「行くぞッ…」
………
「へへ…のみ込みが早ぇじゃねぇか…」
「おめぇ、……戦略、戦術、…そして戦闘、…全て三拍子揃ってるぜ。……お前みたいなヤツが俺の役をやるべきなんだよ…。山狗みてぇなクソどもの隊長をな…！」
『ははん。ごめんだね、あんたらみたいな根暗そうな秘密部隊の隊長なんて！』
魅音が笑い捨てる。小此木もそれを笑って受けた。謙遜でなく、それは純粋な反応だと思った。
「……へへへ、そうだな。お前ほどの器なら日本の不正規戦部隊長なんてもったいないぜ…。ＳＡＳでもデルタでもスペツナズでも、…どこでも最高の人材になれるだろうぜ。何しろ、」
『はははは、あっははははははは！！！ＳＡＳぅ？デルタフォースぅ？下らないねぇ！そんな退屈なところじゃあ、私を飼いならせやしないよ！！』
「……へっへへははははは！そうだろうな。そうだろうよ。……なら聞かせてくれ。お前ほどのヤツなら、何の隊長を望む！」
『隊長なんて興味ないね。部長でいいね。』
「……部長…。英国情報部辺りってとこか、…ふ、妥当だな。」
『だめだめだめ、なってないね！ あのねぇ、私がやりたい部長はたったひとつ！！雛見沢分校の我が部の部長だけさッ！！罰ゲームのない戦いなんてごめんだね！ 口先の魔術師、前原圭一！かぁいいモードの竜宮レナ！トラップ使いの沙都子に萌え落としの梨花ちゃん！！そして期待の新人古手羽入！！これだけ揃ってりゃ、世界のどこだろうと退屈だねッ！！』
「…………勝てねぇ…。……勝てねぇよ……。…こんなヤツが隊長だったんじゃ、 …勝てるわきゃねぇやな…。へへへへはははははははは！！」
「もう十分だ…これが最後だ。次の一撃でブチ抜いてやるぜ…殺すからな…殺しに来いよ…？」
『あんたのお祈りが済んだらいつでも来な。あんたが欲しいと思ってる決定的な最後をくれてやるよ‼︎』
「へへへはははははは…よく言ってくれたぜ、行くぜッ…」
