ゴールデンハムスター
ごーるでんはむすたー
ゴールデンハムスターとは哺乳網・ネズミ目(げっ歯目)・キヌゲネズミ科・ゴールデンハムスター属の動物。シリアンハムスターとも言う。
概要
ワイルドカラーのゴールデンハムスターの色は、背中が茶色く腹が白い色をしている。
ノーマルカラーは背中側は黒と白とオレンジがかった茶色のまだら模様をしている。
他にも、全身が柔らかなクリーム色の毛でおおわれたキンクマ。
白と黒のまだら模様のダルメシアン。
白と黒のまるでパンダの様な模様のパンダカラー。
体長
15~20cm
体重
100~200g
ハムスターの歴史
1930年シリアの砂漠で、母ハムスター1匹と子どものハムスター12匹を、イスラエルの教授が発見し、連れて帰った。最初は段ボール箱の中に13匹全員入れていたが[けんか]]をしたり、段ボールに穴を空けて脱走され、オス1匹とメス2匹だけが残った。3匹を交配させ、1年で約150匹増えたそうだ。世界中のゴールデンハムスターは、この3匹が先祖と考えてられている。
1939年、アメリカから歯の研究の実験動物として輸入され、実験用に繁殖された。繁殖を繰り返すうちに白色が混じったハムスターが生まれ、現在のノーマルカラーやキンクマが誕生した。日本でペットとして飼われはじめたのは1970年ごろから。人に飼われるようになってから、さらにたくさんの毛色や模様、オッドアイ、長毛種などが誕生した。
性格
おっとりした性格の個体が多く、人になつきやすい。メスよりも、オスの方がおっとりした性格の個体が多い。
大人になると縄張り意識がとても強くなるので、必ず1匹ずつで飼ってあげる必要がある。相性がかなり良ければ、多頭飼いが可能だが、相性が合うということは滅多にないのでやらない方が良い。