概要
作劇のジャンルにおいて人間以外の怪物、怪人、生物が登場し、それらが引き起こす災害や殺人と言った事件、事故に人間が翻弄される様を描いた作品群を指す。
単純に人間がその怪物に襲われていく恐怖を描いた純粋にホラー作品としてだけでなく、それと人間、あるいは人外同士が激しく争い合うバトル作品も含まれ、描かれる出てくる怪物のスケール、そして騒動の規模によっては天災級のディザスターパニックに及んでいるものもある。
ちなみに日本における“怪獣映画”などを始めとする多くの“特撮作品”も広義の意味ではこれに該当するが、“日本人の考えるモンスター”はだいたいゴジラを筆頭とした大型の怪物という印象が強く、日本の作品と海外の作品とでは出てくるモンスターのタイプや作品そのものの全体的な方向性は大きく異なると言われている。そのためか日本の怪獣系作品を海外のと同じモンスターパニックものとして括ることは出来ないと考える者も少なくなくないとか。
ちなみにTVアニメなど一話完結式の作品の中には本来ならこのコンセプトとは無縁の日常系であったとしても、時折これを題材にした、あるいは想起させるような内容の回もあったりする。
関連タグ
モンスター物 テーマは共通しているがモンスターパニックはモンスターを対処するのが目的であるのに対し、こちらはモンスターとの絆を深めていく作品である。
モンスターパニックに分類される作品
映画作品に関しては怪獣映画を参照。
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