概要
従来は種からの栽培しかできなかったので、正に「高嶺の花」だったが、芍薬を使用した接ぎ木が考案され、急速に普及した。
花言葉は「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「壮麗」「高貴」。
別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数ある。
英語では基本「Peony」と呼ばれるが、芍薬との区別の際に「Tree peony」「Japanese tree peony」と呼ばれる。
根の樹皮部分は「牡丹皮(ぼたんぴ)」として、漢方薬の原料になる。
薬効成分はペオノールといい、消炎・止血・鎮痛などに効く。