概要
盾の勇者の成り上がり
物語中盤に登場
尚文の村に表の伝令役として派遣されるが、自己紹介を碌にしなかったため尚文からはもっぱら「女騎士」と呼ばれる。
ラフタリアたちの村を領地とする領主の娘だが、武術に勤しんでいたためお互いに面識が少ない。
尚文の村に来る前は奴隷狩りを私刑に処した罪で投獄されていた。
ミレリアの帰還により無罪放免となり、その後は領地経営の勉強のために尚文と一緒に活動するようになる。
勇者のことを気にかけており、カースシリーズを発動し、おかしくなった錬を殺すつもりでいた尚文を説得し、錬と戦い改心させる。
生真面目すぎる性格故に時折尚文の超法規的とも言える型破りな言動に頭を悩ませている。
しかし、マルティのクーデター事件の時に洗脳された国民から強く非難されたことをきっかけに、それまで自分が貫いてきた「廉潔」や「品行方正」といったモットーに自信が持てなくなり、尚文のダーティな行動(返り討ちにした盗賊の身ぐるみを剥ぐ等)を真似するなど、言行を迷走させることもあった。
錬と行動を共にすることが多く、彼の相棒ポジションだが、異性とは見ておらず錬の片思いとなっている。
書籍版では、勇者たちの剣技の指南役を務める形でweb版よりも早く登場。純粋な剣の技量のみの試合では錬を圧倒した。
また、尚文にはちゃんと名前を憶えてもらっている。
槍の勇者のやり直し
シルトヴェルト編から登場。元康からはエクレアと呼ばれる。
何気に、登場当初から元康の「女=豚」認識フィルタリングを免れている希少な女性。
シルトヴェルト編では物語開始以前に奴隷狩りを私刑にした罪で投獄されているところを偶然通りかかった元康に助けられクズ王に直談判するが、クズの言動に納得がいかず済し崩しで元康一行の仲間になる。
尚文の安全のためにとシルトヴェルトに亡命することを提案する。
力でのゴリ押ししかしない元康と無知な尚文ではロクな政治交渉ができないので、主にそちらを担当する。
メルロマルク編では元康一行が善行をしすぎたため、追い詰められた三勇教の八つ当たりを受けて獄中死してしまう。
フォーブレイ編では前回の反省から早期に救出する必要があると判断され、
シルトヴェルト編と似たような経緯で助けられた。
こちらでも政治的交渉など、力で解決できない事柄に大いに活躍している。
ちなみに『白羽(馬ではなくフィロリアルなので羽表記)に乗った王子様に憧れる』などと
乙女心も持っていたが、元康を見て勇者の実態を知ってしまい、夢をぶち壊されている。
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