CV:青木瑠璃子
概要
盾の勇者の成り上がり
物語中盤に登場
尚文の村に表の伝令役として派遣されるが、自己紹介を碌にしなかったため尚文からはもっぱら「女騎士」と呼ばれる。
ラフタリアたちの村を領地とする領主の娘だが、武術に勤しんでいたためお互いに面識が少ない。
尚文の村に来る前は奴隷狩りを私刑に処した罪で投獄されていた。
ミレリアの帰還により無罪放免となり、その後は領地経営の勉強のために尚文と一緒に活動するようになる。
勇者のことを気にかけており、カースシリーズでおかしくなった錬にブチ切れて殺そうとした尚文を説得し、一騎打ちで錬を倒し、さらには錬を言葉でも論派することで改心させる。
生真面目すぎる性格故に時折尚文の超法規的とも言える型破りな言動に頭を悩ませている。
しかし、マルティのクーデター事件の時に洗脳された国民から強く非難されたことをきっかけに、それまで自分が貫いてきた「廉潔」や「品行方正」といったモットーに自信が持てなくなり、尚文のダーティな行動(返り討ちにした盗賊の身ぐるみを剥ぐ等)を真似するなど、言行を迷走させることもあった。
錬と行動を共にすることが多く彼の相棒ポジションだが、異性とは見ておらず錬の片思いとなっている。
最終決戦では刀の眷属器を手に入れたことで刀の勇者となった。
その際には錬に刀の扱い方を数言聞いただけで十二分に扱いこなしているため、新たな武器への適応も早い。
書籍版では、勇者たちの剣技の指南役を務める形でweb版よりも早く登場。純粋な剣の技量のみの試合では錬を圧倒した。
また、尚文にはちゃんと名前を憶えてもらっている。
しかしラフタリアが先んじて刀の眷属器に選ばれてしまったため、今後刀の勇者となる可能性は薄い。
そして書籍版オリジナル展開である過去のシルトヴェルトでは、フィロリアルの聖域で手に入れた四聖武器の模造品を改造して使いやすくしたものを使用している。
(真)槍の勇者のやり直し
シルトヴェルト編から登場。元康からはエクレアと呼ばれる。(お菓子のエクレアはエクレールとも読むらしいので実は間違っていないとは尚文の談)
お姉さんことラフタリアと関わりがあった事から元康の「女=豚」認識フィルタリングを免れている希少な女性で、早期に助け出された周回では勇者一行を導く重要なポジションを務める。
シルトヴェルト編では物語開始以前に奴隷狩りを私刑にした罪で投獄されているところを罠にはめられて偶然通りかかった元康に助けられクズに直談判するが、クズの言動に納得がいかず済し崩しで元康一行の仲間になる。
尚文の安全のためにとシルトヴェルトに亡命することを提案する。
力でのゴリ押ししかしない元康と無知な尚文ではロクな政治交渉ができないので、主にそちらを担当する。
戦争では女王率いるメルロマルク軍を率いて元康・尚文らがいるシルトヴェルト軍に加勢、映像水晶を通して女王からのメッセージを伝えた。
メルロマルク編では元康一行が善行をしすぎたため、追い詰められた三勇教の八つ当たりを受けて獄中死してしまう。
フォーブレイ編では前回の反省から早期に救出する必要があると判断され、
シルトヴェルト編と似たような経緯で助けられ勇者一行に同行。
こちらでも政治的交渉など、力で解決できない事柄に大いに活躍している。
勇者達が元いた世界の話をよくわからないが聞いていて楽しいと評したり、樹の仲間の一人であるマルド(燻製)と面識がある事を呟いたり、前周で自分が死んだ事を聞かされて落ち込んだり等の一面も見せる。
真・やり直しのシルドフリーデン編ではシルトヴェルト編に続き尚文・元康一行に同行。
パンダ獣人のラーサズサ、ゾウ獣人のエルメロ共々盾の守護騎士として並び立ち、彼女らと組み手を行ったりと交流を育む。
また最初の盾の勇者の仲間をしていたというリザードマンの原種の末裔を師として尊敬していた事が明かされた。(エクレール曰く波の被害から父と街を守るために老体で無理して戦死したとの事。またエクレールの父が紹介した妻との間に生まれた子供がいたらしく、その子供というのは尚文が奴隷として購入する可能性のあった雑種のリザードマンである事が示唆されている)
最終決戦ではレベル500のタクト相手に技量で圧倒し、フィロリアルの卵を人質にとられて戦えなくなった元康に代わって戦い抜き勝利に貢献した。
ちなみに『白羽(馬ではなくフィロリアルなので羽表記)に乗った王子様に憧れる』などと
乙女心も持っていたが、元康を見て勇者の実態を知ってしまい、夢をぶち壊されている。
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