聖遺物(FE)
せいいぶつ
「ファイアーエムブレム」シリーズに登場する神器群。おもにユグドラル大陸に伝わる12の武器をさす。
概要
聖戦の系譜・トラキア776の舞台となるユグドラル大陸にはかつてロプト帝国をめぐる戦争で反帝国勢力の12聖戦士がダーナ砦の奇跡で竜族から賜った大いなる12の武器が伝わっている。
これら12の武器が生まれる前、ロプト教団の祖ガレがアカネイアの地でロプトウスと盟約をかわした際にロプトウスの書と、それを扱うためのロプトウスの血を受けたが、この書はガレの体内に流れるロプトウスの血をもって子孫に受け継がれていた。
やがてロプトウスの悪行を知ったナーガが他の竜族とともにユグドラルに渡り、ダーナ砦に籠城していた反帝国勢力と接触し、血の盟約によって武器を授けた、というのがダーナ砦の奇跡の真相であった。
そしてこれら12の武器は聖戦終結後、聖戦士のたてた国や公爵家で世襲によって竜の血とともに子孫に受け継がれていき、作中の時代に至る。
一見普通の武器であるが、契約によって竜石が組み込まれており、この竜石が神器としての力の源になっているらしい。
これらの武器を扱える聖戦士直系の者は体のどこかに聖痕があるとされている。
これらの武器はほとんどが覚醒にも登場しており、装備者制限はなくなって単なる最上位クラスの武器という扱いになっている。他シリーズの武器と違い、一部は本編中で登場する。
聖遺物一覧
ボーナスは聖戦のもの。
余談
ナーガは聖戦ではロプトウスと対になっているが、覚醒ではロプトウスが登場せず魔書ギムレーと対になっている。
ナーガは覚醒では竜特効がついており、聖戦でのナーガの使い手であるユリアが参戦したヒーローズにおいてもそちら側の効果が反映されている。
覚醒の時代においては盗賊よけのパチモノまで登場している。