概要
属性 | 炎★(専用武器) |
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耐久 | -- |
命中 | 80 |
威力 | 30 |
射程 | 1-2 |
重さ | 15 |
武器スキル | なし |
特記事項 | ファラ直系専用 魔力+10 守備力+10 魔法防御+10 |
ファイアーエムブレム聖戦の系譜に登場する魔道書で、「炎魔法ファラフレイム」と呼ばれる。
作中では最初に登場する神器であり、NPC専用装備のため耐久は存在しない。
序章「聖騎士誕生」及び10章「光と闇と」にて、それぞれアルヴィスが所持して登場する。
また、5章「運命の扉」のラストシーン、及びオープニングデモ(13回クリア時)でも、使用するシーンを見ることができる。
攻撃力は最高の30で、加えて竜玉の力によって魔力・守備・魔防が10上昇する。アルヴィスの魔力は最大値の30なので、その威力は70(ユニットの最大HPは80)にも上る。
来歴
「ダーナ砦の奇跡」で、魔法戦士ファラが老人の姿をした火神サラマンド(『ファイアーエムブレム大全』ではサラマンドラ)から授かった赤い魔道書。「ファイアーエムブレムミュージアム」によると「太陽の紅炎の如き灼熱の炎」を放ち、グランベル王国ヴェルトマー公爵家の家宝として受け継がれている。
作中においては、魔道書の継承者たるヴェルトマー公ヴィクトルが早逝したため、長男のアルヴィスが若くして継承。アズムール王の使者としてシグルドの陣中見舞いに訪れた際も、ファラフレイムの魔道書を携えている。
そして、ファラフレイムは「バーハラの悲劇」において前半の主人公・シグルドの身を灰燼と帰せしめ、親世代の物語に幕を引いた魔道書でもある。
(この際のアルヴィスとシグルドの対決は、クリア数13回の場合のOPデモで見ることができる)。
時代は過ぎ、シアルフィ城の守りについたアルヴィスは、かつてシグルドの側近だったパルマーク司祭に、かつてシグルドが振るっていたシアルフィ家の神器「聖剣ティルフィング」を託し、密かに城を脱出させた。その結果、シグルドの遺児にして光の公子たるセリスは、父と同じようにティルフィングを携え、かつて父を焼き尽くしたファラフレイムの聖なる炎に立ち向かうことになる。
余談
対アルヴィス戦直前にセリスが入手する(ようにアルヴィスが手配した)父の形見の聖剣ティルフィングは、装備することで魔法防御が20上がる。そのため、アルヴィスがファラフレイム対策をセリスに授けてくれるような演出になっている。また、前章の会話イベントではセリスとの別れを予期したアルヴィスの娘ユリアも、術者にとって危険な呪文(マジックシールド)を唱え、セリスの魔防を高めてくれている。
そして、セリス自身でアルヴィスを討つと隠しイベントの発生フラグを立てることができる。
トラキア776におけるファラフレイム
『トラキア776』ではファラの聖痕の継承者として、アイーダ将軍の息子・サイアスが登場する。
しかし彼のクラス「ハイプリースト」は前作と違って炎魔法を使えないうえ、本作の時点でファラフレイムを持つ父・アルヴィスが作中に登場しないため、残念ながら使用する機会はない。
ファイアーエムブレムヒーローズにおけるファラフレイム
アルヴィスの専用武器として登場。
自分のターンの開始時、アルヴィスの十字方向にいる、アルヴィスの魔防より1以上低い魔防を持つ敵の攻撃と魔防を4下げる。
2020年10月のアップデートにて錬成武器対象になった。
元々の効果は大幅に拡張され、
・魔防の参照が消滅
・効果範囲は十字方向から縦3列横3列に拡大
・デバフ効果は-4から-5に増加
さらに効果錬成で敵が受けているデバフの合計値を自分の攻撃に加算する効果も追加されたため、
条件次第では大ダメージを与えられるようになった。