概要
属性 | 槍★(専用武器) |
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耐久 | - |
命中 | 70 |
威力 | 30 |
射程 | 1 |
重さ | 15 |
武器スキル | なし |
特記事項 | ダイン直系専用 力+10 素早さ+10 守備力+10 |
ファイアーエムブレム聖戦の系譜に登場する槍で、十二聖戦士が遺した聖遺物の1つ。
親世代においては5章「運命の扉」にて、中立軍ユニットのトラバントの装備として登場する。
子世代では9章「誰がために」及び終章「最後の聖戦」にて、アリオーンの装備として登場する。
また、オープニングデモではクリア回数5回目「キュアンvsトラバント」、10回目or総合評価C「アルテナvsアリオーン」でも見ることができる。
NPC専用装備(中立軍、敵軍、同盟軍いずれかでの登場)となる。
攻撃力は最高の30で、加えて竜玉の力によって力・素早さ・守備が10上昇する。重量は通常の槍よりも重いが、素早のボーナスで相殺されるため実質的に最軽量の槍となる。特にアリオーンの個人スキル「連続」とは相性がよく、3回に1回の確率(36%)で発生するため、対処には細心の注意を払う必要がある。
来歴
「ダーナ砦の奇跡」で、竜騎士ダインが神から授かった宝槍。ダインが興した「トラキア王国」の王家に代々受け継がれている。地槍ゲイボルグとは対の存在。
作中においては、トラキア王トラバントが継承。常にグングニルを片手に戦場を飛び回っている。キュアン率いるランスリッターをイード砂漠で奇襲した際、宿敵キュアンを貫いたのもグングニルである。二振りの神槍とそれぞれの後継者を得たトラバントは悲願であるトラキア半島統一に乗り出すも、フリージ家との戦いに敗れ、雌伏の時を過ごすことになる。
時は流れ、北トラキアを支配するフリージの勢力が解放軍敗れると、今度こそと再び北伐の軍を起こす。しかしゲイボルグの継承者であるアルテナの反抗にあい、解放軍の逆侵攻も許してしまうと、トラバントはグングニルをアリオーンに継承すると、無謀な特攻を仕掛けて討死する。父王の想いを悟ったアリオーンは受け継いだ天槍を手に、地槍を携える義妹アルテナの前に立ち塞がり、そして敗れる。
しかしアリオーンはユリウスの手によって生かされ、グングニルは“最後の聖戦”に於いてもその輝きを放つことになる。闇を払うため、地槍の導きと共に。
トラキア776におけるグングニル
トラキア半島が舞台の本作だが、グングニルは登場しない(データ上には存在する)。
時期的に作中を通して所持しているであろうトラバントはイベントキャラクターであり、ユニットとして登場しない。
備考
元ネタは北欧神話の主神「オーディン」が持つ、必殺の投槍グングニル。