概要
初登場は聖戦の系譜で、十二聖戦士の弓使いウルが神から授かった聖なる弓。その後、彼女が興したユングヴィ公爵家に受け継がれ、作中の時代では前半部でブリギッド、後半部でファバルが使用する。
前半部はブリギッドの生き別れの妹エーディンが所持しており、姉妹が再会することでブリギッドの持物となる。後半のファバルは母が持っていれば最初から所持している。
他の十二聖戦士の神器とともに覚醒にも登場。所持者制限はなくなっている。
また幻影異聞録♯FEにも弓使いである弓弦エレオノーラのヴィオールカルネージ武器の名称に使われている。
名称それ自体は実は造語。
北欧神話に登場する元ネタのウルは確かに弓を使用するが名前がない。しかし、イチイの森に棲んでおり、実際にイチイは弓の材料として有用であることから、「イチイの弓」というある意味でそのまんまの名前になったものと思われる。
綴りは「ファイアーエムブレムミュージアム」では「Ichii-bal」、設定資料集では「Ichaival」。
元ネタに存在しそうなのに実は存在しないという武器であるため、他社作品や別のジャンルでも造語と気づかずにそのまま使用している作品が複数存在している。