「きっと何者にもなれないお前たちに告げる!」
難病を患い、兄たちとでかけた水族館で倒れ、亡くなった
高倉陽毬を蘇生させた存在。その回復ぶりには本職の医師も舌を巻いた。
陽毬の兄高倉晶馬が水族館の売店で買ってあげた
「お前たちの運命の至る場所から来た」と語り、
自身の力で生き長らえさせている陽毬を人質に、
手に入れさせようとする。それが荻野目苹果の持つ運命日記らしいが……。
それ以後、生存戦略シーンは一種のお約束のようになっている。
傲慢不遜な性格だが、お茶目な部分もあり、
自分が陽毬では無い事を証明するために牛のコスプレをして
陽毬が飲めない牛乳を呑んで見せたりしたこともあった。