老衰

ろうすい

年を取って（加齢）、個体の機能が衰えること。

概要

成長の果てに細胞分裂にエラーが生じて体の機能が低下すること。四苦八苦の「四苦」の二つ目であり、残りの生、病、死のすべてと関わる悩み。

やがて死を迎える生物として逃れ得ぬ宿命と思われがちだが、実際には動物の中でも海綿動物、腔腸動物や扁形動物では生理的寿命は認められていないものが多数を占める。

老衰による死亡とは「寿命が尽きた」と形容されるように、特に何らかの病気・疾患を患っていたわけでもなく(殆どが)平均寿命以上の加齢を積み重ねることによって起きる、言わば自然死の事を指す。

その前に何らかの症状を患って死亡した場合はそちらを死因として扱われることもある。

関連項目

寿命　天寿　老人　運命

東方寿命問題 ブラック・ジャック