概要
文法エラーと論理エラーの2種類がある。
文法エラーはプログラム言語の仕様通りに記述されておらず実行できないものを指す。
論理エラーは実行できるが作者の想定通りに動作しないものを指す。
バグは製作側のミスが原因であるのに対し、エラーは操作する側のミスやノイズ・不正アクセスなどが原因によるものも含まれる。
pixivでは、ダイアログメッセージの意味でタグ付けされていることが多い。
また、野球の失策を意味することもあり、例えば、アウトにできるはずであったケースを、守備側のミス(悪送球やファンブル、トンネル等)によって、セーフにしてしまったことなどを指す。なお、暴投やパスボールは含まれない。
一般的にエラーの多い選手やチームは守備に課題があるとみなされるため、エラー数減少が目標として掲げられることも少なくない。一方で、守備機会の多寡(例えば内野手は打球を処理する機会が外野手に比べ多い)や選手自身の守備範囲の広さを考慮しない記録であるため、セイバーメトリクスが発展してからは「エラーが少ない=守備が上手い」とも言えなくなっている。特にプロ野球においてはエラーは公式記録員の判断で付けられるため、主観に左右されてしまう記録であるという指摘もある(因みにプロ野球でエラー数上位に名を連ねる選手は、そもそもの出場機会が多い選手や道具の質が低い時代の選手が多い)。
また、記録上はエラーではないものの見ている側からすればエラーと呼んでも差し支えないプレーが発生することもあり、俗に「記録に残らないエラー/ミス」と呼ばれる。基本的にエラーは野手が打球に触れていることが条件となるため、目測を誤ったり転倒する等してボールに触れることができなかった場合にこう呼ばれやすい。そしてこれが原因で失点すれば投手には自責点が記録されるため、理不尽な要素にもなっている。
野球における失敗の中では分かりやすいため野次や煽りのネタにも使われることも多いが、濫用は控えるように。