アニマルライツが製作した「牛乳のひみつ」という漫画に登場する、おそらく乳牛の畜産業者と思われる男性キャラクターである。
ある朝目が覚めるとなぜか乳牛になり見知らぬ場所で繋がれていた主人公の女性が見ている前で、同じ様に繋がれている他の牛に向かって「邪魔だ」と怒声を浴びせながら、ゴ、と音が響くほどの一撃を拳で食らわせる。
そしてその光景に思わず声を上げた主人公へも「うるさい!」の怒声と共に、ゴッ、とさっき以上の一撃を…という問題行為を働いている人物なのだが・・・
アニマルライツとしては動物愛護の思想を広めるために書いたのだろうが、いろいろおかしい面がありネット上で関係各所から非難の声が上がり炎上した。
どんなところがおかしかったか
邪魔だゴッ太郎に関係する面だけ見ても
- そもそも牛はストレスに弱く、乳が出にくくなるようなことは普通ではしない。
- 人が600kgもある牛をぶん殴ってダメージを与えるのは厳しい。牛の頭部自体、ぶつけ合いの喧嘩に用いる武器兼防具として非常に頑強な構造をしており、下手をすれば人間の手の方が折れる。
- 牛に限らず動物に危害を加えたら敵意とみなしてくる為、逆に危害を与えた人間側が危ない。
上記の点からアニマルライツはかなり話を誇張しているか、完全なウソを書いたのではと疑われている。
なおアニマルライツ側は「一部の業者の話」としつつも「実話」と主張しており、「このような残虐な方法で作られた牛乳は買ってはいけない」と結論付けている。
関連項目
動物はあなたのごはんじゃない・・・過去に同じ団体が制作し、ネット上でネタにされた