曖昧さ回避
概要
スレイヤーズの主要人物、ガウリイが光の剣を失った後に、とある町にて入手した剣。
本編では伝説の剣の一種として、名前だけが広まった代物で、番外編でも名前が使われたことがある。
はじめは、魔族に対抗できるだけの魔力が施された、無銘ながら有用な魔力剣としてガウリイが使用。ガウリイの技量の高さもあって、無銘の状態でもそれなりの働きを見せていたが、本編が進むにつれ、その正体が魔力を帯びた鋼につつまれた伝説の剣、斬妖剣であることが判明。
以降、終盤まで活躍するほどの魔剣としてガウリイに活用された。
ちなみに、なぜわざわざ魔力を帯びた剣に伝説の剣が隠されていたのかというと、この剣、邪剣ととらえていいのか、魔剣ととらえていいのか判断に悩む代物で、切れ味がとてもいいのは確かだが、魔族や敵対者だけでなく鞘なども斬ってしまう。なんでも斬れるというフレーズはあるが、一応鞘に保管でき、こんにゃくなどで止めることが可能な斬鉄剣が可愛く見えるほどの問題児であるため、魔力を施した鋼の剣を鞘代りにして切れ味を抑え、保管などができるようにしたという、いわば苦肉の策。
これには本編でも指折りの剣士であるガウリイも、剣にも魔法にも精通しているリナも困ったようで、他の術者に切れ味を抑えるための処置をしてもらった。