ザ・カー
ざかー
1977年に公開されたアメリカのホラー映画。
概要
『ザ・カー(The Car)』とは1977年にアメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作した、田舎町で謎の黒塗りの自動車が引き起こす恐怖を描いたホラー映画。
あらすじ
ユタ州の田舎町サンタ・イネスで、執拗に3回も轢かれたヒッチハイカーの青年の死体が発見され、さらにサイクリング中のカップルが撥ね殺される事件が発生した。
町の保安官ウェイド(演:ジェームズ・ブローリン)は仲間たちと捜査を開始し、犯人だとされる黒塗りの自動車の情報を得ることができた。
しかし、保安官たちも次々に被害に遭い始め、外の空気を吸いに行った保安官事務所の所長エヴェレット(演:ジョン・マーレイ)も犠牲になってしまう。
所長の事故の目撃者であるインディアンの老婆からは、通訳を通し「黒い車が犯人である」という証言を得ることができたが、「だれも乗っていない」「悪いことが風とともに来る」という謎めいた証言は一部の者しか知りえなかった。
その後の目撃者による無人車証言や、小学校の先生であるウェイドの恋人ローレン(演:キャスリーン・ロイド)が子供たちとパレードの練習しているところに強風とともに襲撃してきたが、「墓場に逃げ込むと追いかけてこない」など不気味な事実が浮かび上がる。
その後、ローレンが自宅で襲撃を受けて犠牲になってしまい、自動車を操るものの正体に気付いた保安官たちと、恋人を殺され怒りに燃えるウェイドによる反撃が始まるが…