概要
CV:太田哲治
人身売買以外のあらゆる商品を売買する旅の商人。劇中では一部狂言回しを務める。
人物
糸目の善人面が特徴だが、同時に冷酷さも兼ねており、敵にも味方にもなりうる危うい面も持つ、底知れぬ男。実際に護身用の仕込み武器を持っており、主人公・ハクオロにも「自分が刺客なら命を頂戴していた」とも言っている。基本的に人身売買は扱わないが、証人としてのプライドや有事の際には「自らの命」のみ質に入れる。
ケナシコウルペを根城にするが、インカラに心底から服従しているわけではなく、インカラの死後はトゥスクルを主に取引を行っている。
薬品・武器・動物・装飾品・他国の情報など幅広い範囲の商品を扱っている。また、ユズハの病の治療に必要な薬の原料を欲していることを知っている上、治療に必要な原料を事前に知っていたなど、薬学にもエルルゥに引けを取らないほど精通していることが分かる。
ハクオロの本質を「惹かれる」と部分的に見抜くなど、卓越した観察眼と洞察力を持つ。
その他
作者によると、実はディー一味の人物である設定がある(初期の冷酷な面はその名残だと思われる)。しかし、それを説明するシナリオが挿入できなかった、とのこと。