CV:中原麻衣
キャラクター像
愛称は「ユズっち」。
オボロの妹で病気がちで、幼い頃に発作が起こって以来目が見えなくなっている。
虫一匹殺せない優しい性格だが、オボロは過保護過ぎる程に大事にしてきたため、少々世間知らずな面もある。
それは、キスを知らず、「好きな者にするもの」と聞かされ、ハクオロはおろかアルルゥやカミュ、実の兄であるオボロまで所構わずキスしまくる程。
高名な薬師・トゥスクルの治療を受けながら何とか生きてきたが、その治療には欠片があれば一生遊んで暮らせる紫琥珀が必要とされ、オボロはやむなく賊として活動していた。トゥスクルが連れてきたハクオロとの出会いが少女を部屋の外へと連れ出すきっかけとなる。
オボロが皇城の蔵に忍び込み失敗したことから事態は急変、結果、トゥスクルが殺されたことから、叛乱が勃発。オボロも叛軍として参加。オボロはユズハをハクオロに預け、以降城での暮らしとなる。ハクオロが皇、オボロが侍大将となったことから、治療は国家予算をつぎ込んで続けられた。
アルルゥやカミュと出会い、友達として初めて陽の当たる場所で活動するようになり、ナ・トゥンクの叛軍に加勢しようとするハクオロ達と同行したこともある。
しかし、容態は発作が起きる間が徐々に短くなるなど悪化していき、『自分が生きていた証』としてハクオロとの子供を望む。
病気より出産に耐えられる力がなかったため、EDでは既に亡くなっているが、子供(リンク先ネタバレ注意)を残している。その子供をオボロが引き取り諸国を旅することになる。
エルルゥ役の柚木はこの演出に不満を抱いており、脚本家ではなく、収録当時はハクオロ役の小山、20周年記念の特番ではユズハ役の中原に「生きた証なら子供以外にもあるでしょう」と何故か二人に文句をぶつけていた。
「アルルゥとあそぼ!!」収録のアクションゲーム「ウィツァルネミテア戦記」ではユニットとしてまさかの参戦(公式HPのパッチファイルが必要)、攻撃手段は自身でなく、他ユニットが現れて攻撃するもの。必殺技にいたってはトゥスクル軍総進撃で攻撃をしかけるもので一見の価値はある。
ロストフラグ
期間限定イベント「鈴音響く光の彼方」に兄共々初登場。
ハクオロに出会う前の彼女と、別の人生を辿った別の彼女の二人が登場する。
もう一人の方はオボロがこの世界における厄ネタである契約を交わしたことで体の具合が“交換”されたことで別の人生を辿った。
そして、決して出会うことの無かった母と子の対面を果たす。