概要
うたわれ界の二枚目担当、究極の騎兵、愛国心の権化、トゥスクルを影で操る者、実質的なトゥスクルの二強とされる超人。
元々は物語序盤の拠点であるヤマユラの集落が属する国家・ケナシコウルペの侍大将及び騎兵衆隊長を務めており、後に国名がトゥスクルとなってからも同じ地位で活躍を続けると共にトゥスクルの皇となったハクオロの補佐役も務める。物語終盤では彼から皇の座を継いだ(元々ハクオロは義弟オボロに王位を継がせようと考えていたが、オボロは自らの未熟さと、姪(或いは甥)に広い世界を見せてやりたいという理由でベナウィに王位を任せて修行の旅っぽいものに出た)。ベナウィ自身も皇族に近い血筋であることがスタッフが裏設定で明かしている。
人物
冷静沈着にして知的と、絵に描いたようなクールビューティな美形キャラクター。その上愛国心ベースで仕事してるもんだから上がどんなにクズだろうが自分の軍隊がどんだけ衰退しようが、国家の為に戦い続けた。立ち絵では常に鎧を着込み、尚かつ常々冷ややかな表情なもんだから機械的に仕事実行する冷たい奴と思われがちだが、映像作品の中では一応私服姿も見せており、微妙だが穏やかな表情を浮かべたりイラ立つ事もあって、ハンス・ギュンシュやサウンドウェーブの如く表情に全く変化が無いという訳ではない。また上司に対しては忠臣ではあるが盲信しているわけではなく本人なりに思うところはそれなりにあり、上司連中が仕事を放り出して逃げた際などはあくまで対外的な冷静さは保ちつつも静かに怒りを燃やす場面もたびたび垣間見せる。
戦場では槍(ハルバードらしき形状)を巧みに扱い、騎兵という事もあって常時シシェと名付けられた白いウォプタル(作中に登場するオルニトミムスのような脊椎動物。馬として扱われる)を乗りこなし、四方2マスという比較的広い攻撃範囲で敵を殲滅する。また、作中直接攻撃で複数の敵を同時攻撃できる味方は彼のみである。また、育て方によっては物語が進むにつれて高い能力を発揮し始め、少し本気を出せば序盤からでも他とは一味違う高スペックキャラクターとして扱うことが出来る。
続編である『二人の白皇』のとある戦闘ではシシェに騎乗せず戦う場面もある。
美形故にモテまくりなわけだが、当然本人は気付いちゃ居ないし気付く気もない。本編でも恋愛に関するエピソードは皆無と言ってよい。OVA版ではエルルゥが一方的に女性キャラがベナウィに恋していると勘違いするエピソードがあるが、ベナウィの知らない所である。当然ながら、女性ファンからの人気も高い。
うたわれるものの他の濃い男性陣の中にあっては(仮面の好色皇、尻にひかれマン、シス(妹)コン、男の娘*2、筋肉馬鹿、シス(姉)コン、オカマ、某師匠、某3倍な人、キ○ガイ、等)出番は多いがネタ的には影が薄いキャラではある。
関連タグつうより、作中で関わりの深い方々
ハクオロ 小言で支配する一方、心の底から信頼している。
クロウ ケナシコウルペ時代からの腹心の部下。その仲の良さはコンビで放つ事の出来る強力な合体技を持つ程。
オボロ ケナシコウルペ時代一度戦ってからというもの一方的にライバル視される事になるが…その癖「俺の生じゃねぇよ」とか言って皇の座はベナウィのものに。