「電光丸?そんなオモチャで私に挑もうと言うのですか?」 「貴様から始末してくれるわー!」
概要
マジメーとはドラえもん誕生日スペシャル「アリガトデスからの大脱走」に登場するキャラクターである。
作中では、未来のロボット収容所アリガトデスの所長をしている。
(本気目氏)
本気目氏(まじめし)は、マジメーの先祖で教育評論家である。
のび太がもしもボックスで創った、叱ることのできない世界のテレビで、子孫と同じ眼鏡をかけながら、「叱ることは子供の為にならない」とテレビで話していた。
その結果……
プロフィール
人物
未来のロボット収容所アリガトデスの所長で、アリの様な外見が特徴。身だしなみを整える為の櫛を常備しており、戦闘では武器として使っている。
また、名刀電光丸をオモチャと言い張り、電光丸を軽々いなす程剣の腕がある。
華やかなる系譜
(本気目氏&マジメー)
のび太がもしもボックスで、誰も人を叱る事が出来なくした世界に於いて、マジメーの先祖は「叱ることは子供に悪影響」と唱える教育ジャーナリストだった。その結果、22世紀は、叱る事が法律で禁止されてしまった。マジメーは、人を叱ったロボットを収容する施設「アリガトデス」の所長を務めている。
裏では
だが、アリガトデスの実態は、アリガトデスの地下から取れるダイヤモンドを、収容したロボット達に強制的に採掘させて、そのダイヤで金を稼ぐ為の施設となっていた。
つまりは、マジメーの金稼ぎ場である。
そして、タイムテレビでのび太がこの世界を創った事を知ったマジメーは、ドラえもんが野比家に置いていったもしもボックスを言葉巧みに回収、一族の繁栄を永遠のものにしようとした。
結末
しかし、脱走を試みだドラえもんら囚人や、助けに来たのび太たちを、石像型巨大アリロボットで始末しようと攻撃を行うが、ドラえもんと同じ房にいた囚人達によって囚人全員の脱走を許してしまい、彼らの総攻撃でロボットは海に沈められてしまう。
その後、ドラえもんとの一騎打ちとなり、名刀電光丸を構えたドラえもんを圧倒、援護に来たのび太を櫛で壁に拘束するなど善戦を行うが、のび太の飛ばした靴が顔に当たり、前髪を乱された事に激怒し、それが原因で収容所の警備システムによって捕縛されてしまうという哀れな結末をむかえる。
その他
アリガトデスに収容されていたロボットの中に、イヌ型ロボット(2年前の誕生日スペシャル「決戦!ネコ型ロボットVSイヌ型ロボット」に登場)が囚人として登場している。
本気目氏は、エピローグの元の世界で、「子供は叱られて成長する」とテレビで穏やかな口調で話していた。