鬼山紋次郎
おにやまもんじろう
『うえきの法則』シリーズの登場人物。土井仲中学3年。通称「鬼紋」
概要
CV:小西克幸
『うえきの法則』の登場人物。土井仲中学3年。通称「鬼紋」
蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力を持つ。
不意打ちを好まず「正々堂々」の信条のもと、あくまで正攻法での駆け引きを挑む、一本筋の通った性格。素行の悪い集団と子供の諍いの際、一旦暴力を振るおうとした集団を大人しくさせた上で、倒した相手の治療をしつつ諫めるなど、柔軟さと自分なりの物差しも併せ持っている。
過疎の生まれ故郷を救うために村おこしの才を求めているが、実際のところ、上記の信条のもとに培われた行動力、才の数の多寡や能力に傲らず立ち回る思慮など、空白の才抜きでも、充分村おこしに貢献できるだけの素質を持っており、植木にもなんだかんだで、その精神性を買われている。
孤独感などで少々くすぶっていたところを空白の才で埋めようとしている節もある。
植木との決着後は、植木を応援すべくロベルトに協力している能力者・黒影の特徴と攻略法を実戦込みで伝えたうえで別れた。
彼の伝授による恩恵は、割と侮れないものだったようで、黒影の負の感情払拭や改心につながるほどの長期戦に持ち込む機会をつくった。また、偶然とはいえ、黒影の能力をコピーしたうえで、軌道や角度などを碌に考えずに攻撃しようとした他、敵味方への暴言やのぞき見行為で多数の能力者を怒らせた迷惑者・カルパッチョ攻略にも一役買っている。