概要
THEGHOSTとはゲーム「DeadbyDaylight」に登場するキラー(殺人鬼)である。元ネタは有名なホラー映画「スクリーム」だが、このキラーは「スクリームに登場するゴーストフェイス」とは設定が異なる同じマスクを被っている他人である。
2019年6月18日に実装された。
本名はダニー・ジョンソン、またの名をジェド・オルセン。「ゴーストフェイス」と呼ばれる連続殺人の犯人を追う敏腕ジャーナリスト。
しかしその正体は「ゴーストフェイス」張本人。自らが起こした事件について記事を書き、スリルを味わうことを楽しむシリアルキラーである。
背景
ローズビルの新聞社で働くダニー・ジョンソンまたの名をジェド・オルセンは一見すると穏やかで誠実な性格であり、多くの新聞社で経験を積んだ熱心な記者に見えた。
オルセンが働き始めてから5ヶ月後、ローズビルで無差別な殺人事件が起こった。犯人は被害者の家や生活パターンを周到に調べていたことが明らかになったが犯人のDNAは検出されなかった。
オルセンが働く新聞社もこの事件を追っており、オルセン本人も被害者の家族のもとに訪れて警察の発表を伝えるなどした。
そんな中、夜にフードを被り白いマスクを着けた人影が住宅に侵入する姿が防犯カメラに撮られ、ローズビルの住人はパニックに陥った。
――ゴースト、カメラに捉えられる――
それがオルセンが書いた記事のタイトルだった。
――その数週間後オルセンは机にメモを残して姿を消した。
「記事は気に入ってくれたかな。物語を現実のものにするのは楽しかったよ。残念に思う必要はない。物語にはまだ続きがあるからな。」
慌てた警察が彼の自宅を訪れるも、そこは既にもぬけの殻だった。
ローズビルを引き払ったオルセンはとある場所で警察が発表した彼の情報が載った新聞を読み、自らの思い描いた物語が実現し、それについて書かれた記事を見て身震いをした。
その時部屋の周りに霧が現れ、その中から女性の叫び声が聞こえた。
彼は期待に胸を弾ませ微笑んだ。
性能
ゴーストフェイスの特殊能力「闇の包容」は能力ゲージが溜まると発動可能。
使用すると自らの心音が聞こえなくなり、ステイン(視線を示す赤い光)も見えなくなる。生存者に攻撃を当てるか生存者に1.5秒姿を見られてしまうと能力が解除される。ただしゴーストフェイスの方にも自分を発見した生存者の位置が通知される。
闇の包容を発動中に生存者を見つけ、能力ボタンを長押しすると「つけ回し」を行い、ゲージが溜まるとその生存者を一撃でダウンさせられる。また、遮蔽物から覗き込むとより早くゲージを溜められる。
アビリティ発動のボタンを押すと生存者同様しゃがむことが可能で、ピッグのように心音やステインは消えないが、ピッグと比べ素早くしゃがむことができる。やろうと思えばスクワットもできる。
しゃがむと生存者に見つかりにくくなるが、それぐらいしか利点はない。
じわりじわりと相手を観察し、時が満ちたら襲いかかる時間をかけて生存者を追い詰めるタイプのキラーである。
初動が遅い点はプレイグと一緒だが、生存者に見つかってはならない分難易度は高い。しかし自らの描いたように生存者を倒せたときはその分爽快感も大きいだろう。
メメントモリは生存者をに馬乗りになり何度もナイフを突き立てた後、デジカメでツーショット写真を撮るもの。実は制作段階では画像のようにガラケーで撮るらしかったが、デジカメに変更された。
パーク
地獄耳 (I'm All Ears)
48m以内に急いだアクションを起こした生存者のオーラを6秒間見えるようにする。
逃げている生存者を探したりするのに便利。さらにフック救助も確認できるのでどんな場面でも腐りにくい。
戦慄 (Thrillng Tremors)
生存者を担いでいるとき、修理されてない発電機をすべてブロックする。ブロックされた発電機は白いオーラで表示される。
逆に言えば修理中の発電機は白く表示されないので生存者を見つけ出すのに便利。
隠密の追跡
生存者の一人にオブセッション状態を付与し、オブセッション状態の生存者をフックに吊るすとトークンを獲得(最大で3つ)。トークンの数によって心音範囲が小さくなり3つ貯まると半分になる。オブセッション状態の生存者が死亡するとすべてのトークンを失う。
最大の特徴はオブセッション状態の生存者をフックから救出した生存者はオブセッション状態になるというもの。
ピッグの「選択は君次第だ」などと組み合わせることで手早く心音範囲を狭めることができる。
アドオン
犯行に使った道具や手帳やカメラ、自らが書いた記事など様々。ウルトラレアアドオンの性能は微妙。