Androidなどのスマートフォンやその他の組み込み機器に提供されている。かつてはSHARPの携帯電話で「ケータイShoin」の変換エンジンとして搭載された。「どらえもん」の変換候補に「 ((ミ゚o゚ミ)) 」の顔文字が出たらそれはFSKARENである。
Android版について
Androidのスマートフォンでは、アプリとして有料で提供されている。また、プリインストールされている端末もある。変換候補については、辞書の更新頻度も多く、新語の対応に早いのが特長。手書き入力にも対応しており、難しい漢字も認識できる。
声優の下の名前の候補も(完璧ではないが)かなり充実しており、素のiWnn(機種による)や、Android版ATOKの拡張抜きでは変換できない「希世乃・麻里佳・彩沙・憂希・亜衣奈・日沙子・柚布子・舞菜香・衣吹・奈都姫・成一(まさかず)・大宙・祥生(よしたか)・崚汰・勇成(たける)」なども、FSKARENでは最初から変換できるようになっているのが特筆すべきポイント。今後の辞書更新も大いに期待される。
驚くなかれ、Wake Up, Girls!・Aqours・スタァライト九九組・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・i☆Risの声優の名前も、姓名ごとにすべて変換できるようになっている。
さらに、μ's・Aqours・765プロのキャラクターの名前もすべて姓名ごとに変換できる。
なお、古いOSにも幅広く対応しているゆえに「髙﨑」などの機種依存文字は変換できない。
関連タグ
Androidのスマホでは、もっとも多くの機種で、プリインストールで搭載されている。熟語の変換はやや弱いが、機種依存文字が含まれたのも含めて、名字の候補は適度に充実している。やや長めの固有名詞も予測候補に出ることがある。地名の変換に強い。最近の変換辞書では少しマニアックな人名の候補もいくつか追加された。
買い切りのAndroid版は、最近の俗語や、少し難しい言葉も比較的多く変換できるが、名字の候補はFSKARENより少ない。アニメやスポーツなどの拡張辞書もある。
Androidでは人気のIME。着せ替え機能が豊富で、クラウド候補では多数の予測変換候補や顔文字が出現する。