Androidなどのスマートフォンやその他の組み込み機器に提供されている。かつてはSHARPの携帯電話で「ケータイShoin」の変換エンジンとして搭載された。「どらえもん」の変換候補に「 ((ミ゚o゚ミ)) 」の顔文字が出たらそれはFSKARENである。
Android版について
Androidのスマートフォンでは、アプリとして有料で提供されている。また、プリインストールされている端末もある。
コピーアンドペーストの機能を備えている。手書き入力にも対応しており、難しい漢字も認識できる。
近年の辞書更新では、難読語や人名の候補が大幅に増え、単漢字も第一、二水準以外の候補もいくつか変換できるようになっている。特に声優名の候補の多さは他のIMEに抜きんでるほどである。また、最近は人名で「髙橋」「草彅」「濵田」「山﨑(やまさき・やまざき)」「蓜島」「靏野」「桒原(くわはら・くわばら)」「德永」などのように機種依存文字が含まれた変換候補が多く出るようになった。
なお、絵文字の候補は少なく、たとえば現時点で各国の国旗の絵文字などは変換できないなど、近年追加された絵文字には対応されていない。
関連タグ
Androidのスマホでは多くの機種で、各社のプリインストールIMEのベースとして使用されている(なお、最近はGboardを搭載するものが多くなった)。熟語の変換はやや弱いが、機種依存文字が含まれたのも含めて、名字の候補は適度に充実している。やや長めの固有名詞も予測候補に出ることがある。地名の変換に強い。
買い切りのAndroid版は、最近の俗語や人名、少し難しい言葉も比較的多く変換できるが、名字の候補はFSKARENより少ない。アニメやスポーツなどの拡張辞書もある。なお、買い切り版は2021年10月末にサポートが終了したため、現在は月額制のATOKを利用することになる。
Androidの非プリインストール系で人気のIME。着せ替え機能が豊富で、クラウド候補では多数の予測変換候補や顔文字が出現する。