通常電気式ハイブリッドカーは減速時などの余剰エネルギーを回収してバッテリーに蓄え発進時などのアシストに用いる。
一方プラグインハイブリッドカーは電気自動車のように充電プラグを備えており、電気自動車ほどではないが長距離を電気のみで走行可能。
例えばプリウスの場合、EVモードで走行可能な距離は数百メートル程度しかないが、プラグインハイブリッドのプリウスPHVの場合、EVモードで走行できる距離は55kmから68kmに及ぶ。通勤と週末の買い物程度であればガソリンを殆ど消費しない。
また電気自動車はまだまだ航続距離がガソリン車に追いつけておらず、ガソリン車レベルの長距離走行は不可能だが、プラグインハイブリッド車であれば電池がなくなっても燃料が残っていれば通常のハイブリッドカーとして走行可能なため、航続距離はガソリン車に匹敵するレベルとなる。
デメリットとしては通常のハイブリッドカーに比べて高価なこと、車重が重いなどがある。