シリーズ
概要
2001年3月21日に、任天堂から発売されたゲームボーイアドバンスのゲームで、ヘリリンという回転する細長い棒のような形をしたメカを操作して、壁や障害物にぶつからないようにゴールを目指すというイライラ棒みたいなゲームである。ストーリーはシリーズ共通で、「クルリンがヘリリンを使って、家族を助けに行く」というもので、主人公は共通してヘリリンの操縦者であるクルリンである。
登場人物
クルリンの家族
鳥型の13人家族。トトーリン以外はシリーズ皆勤である。
11人兄弟の長男で、くるりんシリーズの主人公。ヘリコプター型のメカ「ヘリリン」で兄弟たちを探しに行く。体の色は水色。髪が家族の中で一番長い。ゴーグルを着用している。
クルリンたちの母親。体色は青緑色。エプロンを着用している。クルリンに兄弟を助けるようにお願いする。
くるりんパラダイスではひみつの国のたいせつなものをクリアすると登場する。
クルリンたちの父親。体色は青緑色。マジック大魔術団略して「マダ魔団」の団長を務めるマジシャンであり、旅を続けている。ヘリリンの操縦がうまくわずかな隙間を利用して素早くゴールできる実力がある。
クルリンより1つ年下のおしゃれな弟で、トレードマークの稲妻ヘアーのセットは、毎朝1時間はかかる。体色は山吹色。語尾に「ピカ」と付けて喋る。くるくるくるりんではキカイの国に迷い込む。
頭にたんこぶができているクルリンの弟。転びやすい。体色は茶色。語尾に「ポコ」と付けて喋る。
クルリンの妹で一家の長女。自称「村のアイドル」。足が長くスタイルがいい。買い物が好き。体色はピンク。語尾に「マリ~」と付けて喋る。公式イラストではモデルのような立ち方をしている。
クルリンの弟。頭に風船がついていて宙に浮いている。地に足のついていない性格なので、よくカクリンに怒られている。体色は黄緑。語尾に「フワ」と付けて喋る。
クルリンの弟。ギザギザヘアー。几帳面。地に足のついた性格。体色は紫。
クルリンの弟。いちばんののんびりや。一人称は「ボク」。体色は薄緑。語尾に「ホヨ」と付けて喋る。
クルリンの弟。針状の髪型。素直な優等生だが、道を覚えるのが苦手。一人称は「ボク」。体色は青。
クルリンの弟。体が大きく、ちょっとしたことですぐに大声を出すが、本当はとても優しい。体色はオレンジ。語尾に「ゲキ」と付けて喋る。公式イラストでは糸目で力んでいる。
クルリンの妹。ハート状の髪型。甘いものが大好き。カカーリンにお菓子作りを習っている。体色は薄赤色。語尾に「ラブ」と付けて喋る。
クルリンの弟。緑色の髪型。兄弟の末っ子で、甘えん坊。体色は黄色。語尾に「ヒョコ」と付けて喋る。
マジック大魔術団
くるりんパラダイスから登場。各ステージでボスを担当しており、クルリンにミニゲームを与えている。家族やうさぎ先生をさらったようなそぶりを見せるが、実はクルリンの誕生日を祝うための準備をしていた。
くるりんスカッシュ!ではマジック男爵以外のメンバーはショップで登場する。
マダ魔団の看板スター。
シルクハットから本体が出る。怪盗紳士のような姿をしている。マジック王国のボスを務める。自身の別荘を所持している。各のステージのミニゲームをクリアするとマリリン、うさぎ先生、カカーリンを開放する。タイムレコードに彼の名前が書かれている。
なごみ系の手品が得意。だが時々失敗することもある。
歩く椅子の上に座っていて、ぶかぶかの衣装をまとっている。見た目が名前通り河童に見える。
くるりん村のボスで、各のステージのミニゲームをクリアするとチクリン、ホヨリン、ヒョコリンを開放する。
くるりんスカッシュ!ではスウィートアイランドとフューチャービジョンで店を開いている。
マダ魔団の紅一点。華やかに手品を演じる。10人兄弟の末っ子である。一人称は「わたし」。「マジック界の地上におりたさいごの天使 エンジェル・テン子」と名乗っている。クルリンに自身の芸を理解してもらえなくて怒っているシーンがある。バトンを持っている。
はなの国のボスで、各のステージのミニゲームをクリアするとフワリン、ラブリン、ゲキリンを開放する。
くるりんスカッシュ!ではナチュラルワールドとワンダープラネットで店を開いている。
トークが得意で、ファンが増加中。関西弁で喋る。トランプとピエロが融合したような姿で、くちばしらしきものがない。
とけいの国のボスで、各のステージのミニゲームをクリアするとカクリン、ピカリン、ポコリンを開放する。
くるりんスカッシュ!ではスノースケープで店を開いている。OPにも登場している。
くるりんスカッシュ!のボス
各ステージの8番目のコースに登場しアクションヘリリンで倒すことになる。
みんなを忙しくしてやろうと、「イソガシマシーン」を開発している。ボス戦には必ず登場している。忙しくしていないと世間に見放されると考えている。
フューチャービジョンをクリアするとトトーリンとカカーリンを誘拐し、ワンダープラネットでクルリンと一騎打ちで戦いに望むが、ヘリビビューンで撃墜する。
ヘリリンを使わないのにタイムレコードには彼の名前がある。それを超えるとご褒美と教授の称号がもらえる。
- イソガシマシーン1号「ダイ・ケーキ」
「スウィートアイランド」のボス。
大きなケーキ型のイソガシマシーンで、「食べられません」の表示が貼ってある。
真ん中のケーキ部分を回転させて、クリームなどを飛び散らせて周りを汚くし、掃除に忙しくさせるためのマシーン。
ヘリボカーンでイチゴを殴ってイソガシマ教授を攻撃する。倒すとヒョコリンとラブリンを開放する。
- イソガシマシーン2号「ジェニファー」
「ナチュラルワールド」のボス。
人面魚型のイソガシマシーンで、食欲がものすごいんだって。周りの人に食べ物をねだりつづけることで忙しくさせる目的で作ったマシーンだが、見た目がセクシーなので、近隣の住民の評判は悪くない?らしい。
ジェニファーの攻撃をヘリバシャーンの潜水でかわしながら自滅するように仕向ける。倒すとホヨリンとフワリンを開放する。
- イソガシマシーン3号「リンダ」
「スノースケープ」のボス。
雪だるま型のイソガシマシーンで、羽根を回転させて空を飛ぶ。
とてもひとなつっこいけど、冷たい空気を回りにまとっているので、近くにこられると冬物の用意や霜取り作業、雪かきなどで大忙しになってしまうらしい。
レールの上に乗ったヘリボーボで羽を燃やして攻撃する。ダメージを受けるたびに赤くなり、羽根がなくなると熱くなりすぎて爆発する。倒すとカクリンとチクリン、ゲキリンが解放される。
- イソガシマシーン5号「ベルモンド」
「フューチャービジョン」のボス。
蒸気で動くマシーンで台風を発生させて家を壊したり、ゴミを散らかしたりして、住民を片付けで忙しくさせようとしている。このステージではボスが出るまでBGMが流れない。
ヘリブルーンで発生させた竜巻をぶつけて攻撃をするにだが、実はこのボスは倒し方が他にもある。分裂した後に出てくる雑魚敵をすべて倒すとボスを倒したことになる。トトーリンもこの倒し方をしている。倒すとマリリンとポコリン、ピカリンが解放されるが、トトーリンとカカーリンが誘拐される。
その他のキャラクター
シリーズの中で唯一のうさぎキャラ。トトーリンがパイロットだった時の仲間でクルリンにヘリリンのアドバイスを教えてくれる。
くるりんパラダイスだけはアドバイスしていないが、これはクルリンの誕生日を祝うために準備していたから。クルリンスカッシュ!ではヘリリンの改造を行っており、アクションヘリリンを作ったのも彼である。タイムレコードに彼の名前が書かれている。