藤原幸鷹
ふじわらのゆきたか
概要
「遙かなる時空の中で2」の八葉の一人。天の白虎。
京の治安を守る検非違使別当。(今で言うと警察の長官職にあたる)
正義感が強く、仕事熱心かつ温和な性格。
物事を理性的に捉え、感情的に動くことはないが、対の白虎である翡翠に対しては、過去のとある出来事により、普段とは違い感情的になりやすい。漫画版『遙かなる時空の中で』第6巻に幸鷹と翡翠の出会い話が収録されている。(愛蔵版には収録されていない)
完璧主義者で融通がきかないところも。
一方で理想を一途に追い求めるロマンチストでもある。
因みに前作の八葉と年齢比較をした際、一番年齢が上がったのは天の白虎である(鷹通は19歳、幸鷹は23歳)。
プロフィール
関連タグ
ネタバレ
幸鷹との恋愛イベントを進めると判明するが実は京の人間ではなく現代人である事が判明する(理系一家の末っ子で、十歳上に兄、九歳上に姉がおり、年が離れていたため可愛がられていた)。本編が始まる数年前(十五歳の時)に千歳に召喚された。その辺の記憶は安倍泰継によって封印されていた。因みにシリーズ中唯一、現代人だがヒロインの身内じゃない八葉(森村天真・流山詩紋は友達、有川将臣・有川譲は幼馴染、桐生瞬は義兄)。
家族構成は父(右大臣)・母(正妻)・年の離れた異母兄と異母姉。藤原家は兄が継いでいる。母は正妻だが子供に恵まれず、突然現れた幸鷹を『占いで元服まで存在を明かしてはならなかったため、田舎に隠していた息子』と偽って正妻の息子として迎え入れた(なので相続に際して異母兄と少し諍いがあったが、異母兄がずっと後継ぎとされていたのだからと、幸鷹は身を引いた)。そのことを知っているのは両親と泰継の師匠(泰継をつくった人)と泰継だけだったが、父と師匠は亡くなっているので、現在それを知っているのは母と泰継のみ。恋愛イベント後は主人公と本人も。