機体解説
劇中の敵組織『パーフェクト・ピース・ピープル』が保有する大型可変モビルスーツで、元々はOZで開発された機体。名前の由来は『蠍座』。
機動性に優れた正しく蠍そのものな外観を持つモビルアーマー形態と、白兵戦に優れたモビルスーツ形態に変形可能。
ビームサーベルとビームライフルの機能を兼ね備えた遠近両用複合武装ビームベイオネットによる距離を選ばない戦闘可能領域、強化型プラネイト・ディフェンサーを展開可能なシールド『A.S.プラネイトディフェンサー』による鉄壁の防御を有し、先の変形機構と合わせて攻防とも隙がない優れた性能を誇る。
しかし、作中のモビルスーツとしてはサイズがかなり大きく(平均的なMSの頭頂高16~17m前後、本機MS形態頭頂高23.5m)、コストや整備性の問題から量産化は見送られ、試作機が1機製造されただけで計画は中止となった。
モビルドール製造プラント『ウルカヌス』の防衛機構の要としてモビルドールシステムモビルドールとして自動制御されており、近付く者に容赦なく攻撃を仕掛ける『番犬』として恐れられていた。
あることをすれば、通常の有人機としても操縦は可能。