飛田猫丸
とだねこまる
概要
小学三年生、9歳の少年。相棒に猫のミミを連れて歩いている。
年相応に甘えん坊でわがままな性格を持ち、円や津印ような強面相手には弱腰になりへこへこして逃げ出そうとしたりする。また犬が苦手で、本編終盤に登場した訓練用の犬型ロボット『ガルム』にバトルの訓練を誘われた際には逃げ出していた。
小柄故に身のこなしが良く、足がとても早いという大きな強みを持っているのだが、ビーダーとしての技術力は作中最低クラス(特に命中率が悪い)でそれらを活かせていない。しかし何故か根拠がない自信に満ち溢れている。
玉悟をライバルとして見ているが、【玉悟とバトルして敗北してから】と言うが、当の玉悟本人は【バトルをした覚えがない】らしい。
相棒はボンバーマンタイプのビーダマン。
引き寄せた奇跡
チームガッツの追加メンバー募集大会にて、遠距離から当てずっぽうにショットを撃って(前方には人だかりができていたため、放物線をえがくようにショットを撃っていた)
ターゲットであるシャドウボムにHITさせて、追加メンバーに選出された。
(この時審判を担当していたサラーは、当てた人間を調べた時 驚きのあまり顔が青ざめていた)
更に、Dr.タマノから新型PIビーダマン「ハンティングリンクス」を授かり射撃能力が向上した。
・・・といっても、経験がまだ蓄積されていないため札月兄弟を相手にするのが精いっぱいだった
足手まとい?それとも……
TOPビーダー選手権編では、前述のとおりハンティングリンクスを手に入れたネコ丸はチームガッツの5人目のメンバーとして大会に出場する。
しかし他の4人が全日本ビーダー選手権での本戦出場者達で実戦経験が豊富なのに対して、ネコ丸は実戦には慣れておらず、大規模な大会には初参加なのもあって決勝戦までの間にチームメンバーの指示通りに動くことができず、チームガッツの足を何度か引っ張ってしまう。
そして更に残念なことに、いかにハンティングリンクスを手に入れたと言っても、ネコ丸自身は、パワーショットのタマゴ、連射と狙い撃ちのガンマ、変化球のサラー、連射と早撃ちのビリーと言ったようにビーダーとしての強みを持っていないため、チームガッツのメンバーで唯一攻撃面で活躍したことが一度もないという残念な戦歴になってしまう。
だがネコ丸は
- 一回戦では、対戦チームの海人の奇策である『船の体当たり』で自分以外のチームガッツのメンバーが船から投げ出される中、猫丸は投げ出されることなく船から海人のショットを防ぎ、勝利の決まり手であるタマゴの水中からのキャノンショットに繋げる
- 二回戦では、猫丸自身が相手チームに囲まれ恐怖で動けなくなったのが原因でタマゴのリタイアを招いてしまうも、ふっきれて相手チームの弾幕を最大の強みである逃げ足の速さで全て完全回避し、相手チームの包囲を突破して完全に逃げ切り、チームガッツ敗北の危機を脱することに成功する
- 同じく二回戦にて、タマゴがバトルで使用している未完成で不完全な状態のコンバットフェニックスをガンマから受け取った強化パーツを使って組み立てて無防備になっている間、撃ち続けて相手チームを足止めして時間を稼ぎ、二回戦勝利のカギとなる完全版となったコンバットフェニックスパーフェクトモードの完成に繋げる
といったように守備面では色々と活躍しており、チームガッツの勝利に貢献している。