付き合うって、どういうことなんでしょうか……。
プロフィール
概要
塚本天満の1歳下の妹で、『School Rumble 増刊号』では主人公を務めている。
どこかはかなげな雰囲気を美少女。
セミロングの黒髪、赤色のツリ目、やや太い垂れ眉が特徴。
姉の天満をとても慕っており、姉妹仲は非常によく、大好きな時代劇を一緒に見たりしている。
それ故、姉さんを馬鹿にする人は誰であろうと許さず、普段の彼女では考えられないような行動にだたことも度々ある。
これは、幼き頃からずっと自分を支えてくれた天満を誰よりも大切に思っている証拠でもある(同時に姉離れできない原因の一つでもある)
基本的に感情を表に出したり、人に話しかけたりするのが苦手なため、入学後しばらくは独りで過ごしていた。
ある日、野良犬から助けてもらったことでサラ・アディエマスと知り合って無二の親友となり、彼女のいる茶道部に入部することにもなる。(天満が家を出た後はサラとの共同生活を送っている)
その他にも、さだまさしの歌を通じて東郷榛名、稲葉美樹、やがて俵屋さつきとも友達となり、この5人で行動する機会が増えたことにより、当初よりも笑顔などの感情表現が豊かになっていった。
容姿
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群、スタイルよしとかなりの器量良し。
そのため、入学後約2ヵ月の間に8人に告白されるなど、人気は校内でもトップクラスである。
しかし、とある理由で今までに男子と付き合ったことはない。
昔から家事を任されていたせいか料理や裁縫など家事全般が得意で、朝食や弁当の準備をするために毎朝早起きする習慣がついている。ただし、たまには寝坊してしまうこともある。
家で飼っている猫の伊織の世話も彼女がしており、今では心のよりどころとなっている。
彼女だけの能力
彼女が異性と付き合わない理由、
それは自分に好意を持つ異性の心が視えるという能力が原因である。
(なぜか天満の心も視える)
視え始めたのは小学6年生、その能力の大きさは月齢周期で変化するため、時にはかなり深いところまで視えてしまうこともある。
また、自分の意志で能力のON/OFFが出来ない。
これらが男子に対する苦手意識のもととなり、誰にも言えずに一人で抱え込んでいる。
そのため「付き合うとはどういうことか」など恋愛に関してはよくわからないことが多い。
ただ、いずれ克服しなければならないという自覚は持っている。他にも幽霊の女の子など常人ではありえないことに遭遇することも多い。
当初はこの能力のせいで、花井春樹にずいぶん困らされており、一種の恐怖症のようになっていたが、時が経つにつれてだいぶ慣れてきている。
一度話せるようになりさえすれば、どんな相手にでも自分の意見をきちんと言えるだけの芯の強さを持っている。
播磨との出会い
天満一筋な播磨拳児は心が視えず、男子の中で唯一普通に話せる貴重な存在であった。
ただ、出会い自体は夏休みの途中からである。播磨が密かに漫画を描いていることを知ってしまい、以後彼のアシスタント兼編集者として彼の手伝いをしていく。
手伝うに連れ関係が近づいていき、一時は周囲からその関係を誤解され、天満公認カップルとなってしまった。
播磨の携帯電話の番号やメールアドレスを知る数少ない人物の一人でもあり、
播磨を自分の家に居候させるなど播磨とのつながりは沢近愛理と並んでかなり深いものとなりつつあった。
当初はまったく気がねがなかった二人だが、次第に恥じらいのようなものが見られるようにもなった。播磨が消息を絶ってからは播磨とのつながりが持てない日々が続くことになるが、それでも播磨のことは特別な思いで何かと気にかけている。
沢近との出会い
姉の親友である沢近愛理とは播磨を巡る因縁が絶えず、複雑な関係になっている。
お互いに嫌っているわけではないが、播磨が絡むとどうしても険悪な雰囲気になってしまう。
事の成り行きとはいえ真剣勝負をしたこともある。
酷い時には、知らないうちに喧嘩のような状態(修羅場)に発展してしまうことも何度かあった。
ただ、お互いの人格などを否定するような醜い争いに発展するようなことはなく、むしろ双方とも相手のことをある程度は認めている様子である。
話が進むにつれて、播磨のことでもそれ以前のように二人の間で張り詰めた雰囲気になることはほとんどなくなった。