“庄内眞人”「不味い不味い。こんな不味い肉じゃが無いよ、やっぱ不味いな」
登場話:第7話「手紙」
概要
死亡した戦場カメラマン・庄内眞人の土産にして遺品であった「変わった樹木の種」が、息子の死を受け入れられない父・治と母・直恵の陰我に反応して成長した魔戒樹。
感情が高ぶると女性の声でうめき声や怒号などを発し、角度によって全く違う枝振りを見せ、見る者を魅了する不思議な樹木。黒い幹からは無数の大きな眼を出現させ、根付いた場所からは動けないが根や枝を伸ばして攻撃する。
活躍
老夫婦に満月の光を通して息子の幻影を見せる代わりに、枝振りに魅せられてやってきた人間を餌として毒殺させ、自身の根本に埋めさせていた。
夫婦による零の毒殺が失敗するや否や本性(top画参照)を顕わにし、枝と根を無数に伸ばして攻撃するも、ゼロに両断されて死亡。それと同時に、眞人の幻も無数の彼の写真となって消えた。
その後、夫婦は息子の遺した書きかけの手紙に思いを馳せながら服毒自殺した。
余談
ホラーではないのだが、魔導具シルヴァからはホラーとして感知され、生きる手口もホラーと同様のため、同質なものとみて良いだろう。