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アルダナーリーシュヴァラの編集履歴

2020-01-13 23:14:14 バージョン

アルダナーリーシュヴァラ

あるだなーりーしゅゔぁら

アルダナーリーシュヴァラ(Ardhanārīśvara)とは、インド神話に登場する両性具有の神である。

名前

女神転生シリーズの影響で、日本では「アルダー」とも呼ばれる。

なおアルダナーリーシュヴァラの名は、ardha(半分)nari(女性)Ishvarar(神)という構成であり、正しい短縮的な呼称は“アルダナーリー”だとされる。

その他の呼称

  • アルダナーラーナーリー(「半分男性の女性」)
  • アルダナーリーシャ(「半分が女性の主神」)
  • アルダナーリーナテシュヴァラ(「半分が女性の舞踏神」)
  • ナーラーナーリー(「男性・女性」)
  • アミアッパン(タミル語で「母・父」)
  • アルダーユヴァティシュヴァラ(アッサム地方での称号「半分が少女の主神」)
  • ガウリーシュヴァラ(パールヴァティとシヴァの異名を足したもの)

概要

アルダーナリシュヴァラは右半身がシヴァ、左半身が妃であるシャクティまたはパールヴァティという男性と女性が結合した姿で表現される。この存在は両者を象徴する事物を一身に備え、シヴァの側は三叉戟(トリシューラ)と虎革の衣とナンディ、パールヴァティの側が蓮華と黄金の装飾品と獅子を持つ図像で描かれる。

本来、シヴァが現世に顕現しない場合は肉体を持たない為に性も持たず、顕現に際して男女両性に分離し、再び統一されることで世界や万象の創造をもたらすとされる。

性的な力を重要視するタントリズムではこの神を男性原理と女性原理が精神・肉体的に結合した完璧状態『完全なる神』として、梵我一如を意味する重要な存在とみなしている。また、ヨニ(女陰)の中に収まるリンガ(男根)でも象徴される。また頭頂部に位置し、悟りへの扉であるサハスラーラ・チャクラにおける男女の完璧な結合を意味する存在とも言われる。


アルダーナリシュヴァラの起源に関する神話には、シヴァとパールヴァティが喧嘩した後に互いを強く抱きしめ合って愛の力で両者が結合したというものがある。


関連タグ

アルダー(女神転生シリーズにおけるアルダナーリーシュヴァラ)

アルダーナリシュヴァラ(『アクエリアンエイジ』等で用いられる表記)

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