うわさ
彼女は信者に永遠の命を与える。しかし、新たな人生を手に入れるまで、その代償がなんなのかを知る者はいない。
概要
本名で呼ばれることは少なく、「夢の魔女」と呼ばれることが多い。
プロフィール
名前 | 通称 | 職業 |
---|---|---|
イドーラ | 夢の魔女 | 外なる神 |
容姿
イドーラ本体の上半身は人間の女性、下半身は蛇という所謂蛇女のような姿。ウェーブのかかった長い黒髪とイヤリングのような耳飾りがついた羊耳、頭に巻きつけた黒い布で両目を隠し、口元は常に妖しい笑みを浮かべている。
彼女の傍らにいる女の子はイドーラの信者と呼ばれる人型の生物。信者はイドーラの手によって量産することが可能。ファン間の愛称は「信徒ちゃん」(原語版表記由来)。
サバイバーと同程度の身長、左目がボタン目になっていたりと、一見サバイバーと似たような少女の姿をしているが、右手には小さな身体に似つかわしくない大きなツルハシを携えている。イドーラはこの信者を操ってサバイバーを攻撃する。
基本的に登場人物の平均年齢が高いIdentityVにおいて信者は女の子としてかなり貴重。実際、プレイ中でも声が可愛い等の見どころも多く、UR衣装「川上富江」に関してはセーラー服を着用している。可愛い。
ゲーム内ではサバイバーを着実に追い詰めにかかってくる恐怖の存在だが、二次創作内では可愛い信者が拝められる。
作中で登場する他キャラクターと比べても、この二体は特に布面積が狭く、薄気味悪そうな青い肌色をあらわにしており、「魔女の記号」と呼ばれる紋章が二体の臍周辺にうっすらと刻まれている。
性能
外在特質(パッシブ能力)
- 夢隠れ
イドーラは、本体を夢の中に隠し、移動速度は極端に速いが、直接マップを操作することはできない。サバイバーは、彼女の真の姿を目にすることはできない。
また、信者を1名連れているが、この信者はマップ上にいるサバイバーとお互いの姿を確認できる。信者は排除不能だが、イドーラに付随しているため、遠く離れることはできない。
- 信者
イドーラはサバイバーを指定し、その近くに信者を1人生み出す。
呼び出された信者は宿主に付随し、その近くを離れられない。
宿主を攻撃すると、自動的に信者も消滅し、宿主以外のサバイバーが魔女の記号を使うことで排除可能。信者は、天賦に左右され、それ自体で補助スキルクールタイムが計算される。
また、信者はイドーラにコントロールされていた時の移動状態及び方向を保ち、イドーラが憑依時にのみ警戒半径を示す。
- 魔女の記号
イドーラは信者を生み出す際、魔女の記号を残す。
サバイバーは、この記号を拾い、仲間に寄生した信者を排除するのに使用できる。
形態変化/固有スキル(アクティブ能力)
- 伝道
タップで円盤を発動し、信者をコントロールする。
1回操る毎にクールタイムがあり、コントロール中の信者がスキルの発動、または攻撃の最中にコントロール対象の変更は不能。
- 寄生
ボタンを長押しして信者に寄生されていないサバイバーを指定し、その付近にあらかじめ魔女の記号と信者を配置する。信者の攻撃が命中すると、このスキルのクールタイムが短くなる。
- 同化
寄生スキルのクールタイムを大幅に減少させる。
- 殉道
信者へのコントロールを強め、その移動可能範囲を大幅に増加させる。
衣装(スキン)一覧
UR | |
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ウアジェト | 川上富江 |
言葉の力は想像を超える。我の囁きに耳を傾け、お前達の決められた運命に足を向けるがいい。 | 気迫に満ちた美しい少女。無限に増殖する能力と人を発狂させる魔性を持っている。 |
伊藤潤二コラボ限定衣装。 |
SSR |
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描かれた女 |
心を奪われるほど美しい彼女に惹きつけられたら、全く違う光景が浮かび上がってきた。 |
伊藤潤二コラボ限定衣装。 |
SR | |
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化身 | ウミヘビ女 |
逃げろ逃げろ、お前達はどうせ逃れることなどできない。我の後ろにいるのは、正真正銘の神なのだ。 | おいで、おいで。主人の歌声に従って、夢の中へ。 |
月侍 | 改造者 |
かつてはるか高い地位に君臨していた月神の侍。しかし月兎をなくし罰を受け、天宮から追放された。千年に及ぶ時と恨みによって、彼女のその高潔な心は段々と蝕まれてしまった。 | 教会の奥深くに隠れている神秘的な改造者は、血族の根源を意味しているのだろうか?彼女は純潔な血統を捨て、自分を異類に改造してまで、血族の力を他の生命個体に拡散するのを試みた。 |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが新しく見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連イラスト
関連タグ
イー・ト・ラー→クトゥルフ神話に登場する神格。
カーラ・フェイ・タッカー→公式がアナウンスしている信者の元ネタ。
背景推理(ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.幻想の地 | 最も深い眠りの中に解放されてはならない禁忌の場所が隠されている。 |
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ボロボロの手紙1:…私は階段が見えた。ずっと下へ行くと階段の終わりが赤い霧に包まれていた。そこに父がずっと探していた秘密が隠されている。 | |
2.狂気 | 自分が賢いと思うことが狂気への第一歩。 |
ボロボロの手紙2:親愛なるダレンへ、昨日は実に革命的な夜だったよ。私は階段を下りた。今はまだ炎の洞窟に入れないけど、きっと何かの方法を見つけ出せるはず… | |
3.家族全員が不幸に見舞われる。 | 家族だけは自分で選ぶ事ができない。 |
日記1:私はもうウォルクのきちがいじみた手紙に返事を書くのに嫌気がさした。彼は父のおかしな睡眠実験に没頭している。彼はいつからもう少し現実的になれるのだろう?階段と洞窟なんてほっとけ!彼は母親の医療費に集中するべきだ。 | |
4.新しいものと古いもの | 永久のものなどない、特に知識は。 |
日記2:新しく入って来た教授は若そうに見えて、性格も良さそう。でも、彼の実験室を掃除するのは決して気持ちのいい仕事ではない。なんてことだ、あの鱗が生えているものを見ると鳥肌が立つ!それと、トンプソン教授がとても不機嫌そうだった。たぶんこの前の実験室の移動に何かの関係があるかもしれない。 | |
5.蛇の禍 | 一粒の砂でも靴擦れの原因となる。 |
日記3:もうずいぶん前からボルカーからの手紙が来ない、少し不安だ。今日家から蛇が出て来た。私は箒で蛇を追い払ったけど、やっぱり気持ち悪かった。 | |
6.愚かさ | ルキノ教授は人間って猿から変化したものだと信じている、まったく笑えるよ。 |
日記4:またあの蛇を見かけた、蛇は自分の母親の窓の下枠まで登り、蛇に4本の足が生えた。あれはきっと悪魔に取りつかれた蛇だ! | |
7.家族 | ダレン、彼が何をしたとしても連れて帰って来て。 |
日記5:ウォルクはいまだに音信不通で、私が送った手紙はまるで石が海に沈み込んだようだ。お母さんは最後に彼に会いたがっている、でも彼は私たちからすごく離れた場所にいる…… | |
8.コレクション | 珍奇は美しさや高価とは関係ない、珍奇は珍奇だ。 |
告知:高値段で珍しい鱗のある動物を募集する。 デュケイン・トンプソン博士より | |
9.取引 | 事を成し遂げるには必ず何かと交換しないといけない。 |
日記6:トンプソン教授はあの邪悪な蛇に驚かされた。私は教授にすべてを話した、新しく生えた四本の足のことも。彼は様子が少しおかしかったが、蛇を連れ去った。それと、昼寝をしているときに変な夢を見た。すごく長い、長い階段が夢に出てきた。 |
日記を書いているのは「ダレン」。彼の父親は炎の洞窟や階段に関係する秘密を追っていたが死亡または失踪。母親は病に倒れている。
兄弟に「ウォルク」「ボルカー」がいる。ウォルクは父に倣って睡眠実験に夢中になり行方不明となった。ボルカーが手紙を出せない理由は黄衣の王の背景推理及び記念日タスクで察することが出来る。その内容からウォルクとボルカーは表記が違うだけで同一人物の可能性がある。
ダレンの職場には「デュケイン・トンプソン博士」「ルキノ教授」がいる。
魔トカゲの背景ストーリーも合わせて推測するとルキノは進化論を信じており、爬虫類生物で何かの研究をしていた。
トンプソンはルキノが研究室に新しく入ってきたことで不機嫌になっており、おそらくルキノに対して悪感情を抱いていた。その後珍しい鱗のある生物を募集、ダレンから聞いた「4本の足が生えた蛇」をルキノに譲渡した。
ルキノはその蛇を貰った後に「禁忌の領域に深入りした代償」でトカゲ人間となった。
催眠・夢で見る階段・炎の洞窟・邪悪な蛇……これらにイドーラがどう関わっているのだろう。