概要
1994年、BMW社が「Mini」のブランドを手に入れ、製造販売するようになった。
しかし、伝統的なMiniのボディは人気がある反面、衝突安全性、排ガス規制など、この頃から激しくなる各種規制に対応しきれないことは明白だった。この為、直後からBMWはMiniの「フルモデルチェンジ」を企画し予算を計上している。BMCのデザインのテイストを受け継いでいるが、ボディサイズはかなり大きくプレミアムな小型車という位置づけである。
当初は1998年頃に投入予定だったが、旧シリーズが1997年の年改でもうしばらく日本及び北米の規制に対応できたことから、2000年に投入することが決まった。
生産はイギリス国内の工場で行われている。ただし、カントリーマン(クロスオーバー)はオーストリア製。
旧シリーズ(クラシック・ミニ)と区別するため、「BMWミニ」、「MINI」、「ニューミニ」などと表記される。
未だ旧シリーズほどではないものの、すでに登場から20年近く大幅なデザイン変更を経ることなく生産が続けられている。旧シリーズ同様、カスタムボディのステーションワゴンやクロスオーバーSUV型などが登場している。また、ホットモデルは先代の「クーパー」の名を引き継いでいる。