バクテリアン(グラディウス)
あじくうせいだん
概要
『グラディウス』シリーズに登場する亜時空星団であり、主に惑星グラディウスをはじめ全宇宙を侵略しようとする邪悪な敵。
シリーズを通して中枢に最弱のラスボスをはじめ難攻不落の要塞や護衛のボスラッシュを構えた本拠地から指令を出し様々な宇宙艦艇や無人機や宇宙怪獣や生体兵器を使って侵入者であるビックバイパーを迎え撃つ。
首魁としてのバクテリアンとその後
『グラディウスⅢ』でようやくバクテリアン軍を率いる首魁としてのバクテリアンが登場。
最終的にビックバイパーによって本拠地を攻め落とされた後に殲滅されたが、自らが人々の欲望によって生まれ、また人類が存在し続ける限り自身も不滅である事を死の間際に明かしており、数百年、数千年後の時を経た後の作品でも残党の存在らしきものがたびたび確認されている。
なお、本家グラディウスシリーズでは初めて「何もしない」ではなく「攻撃をしてくる」ラスボスとなった。とはいえ単調に口から3WAYの光弾を吐いてくるだけなのだが、AC版ではそれらのどれかに当たると初代グラディウスの1面もしくは沙羅曼蛇の1面に飛ばされる。なお、その復刻ステージをクリアするとまた面倒な肉団子地帯に戻される為厄介である。SFC版だと1ミスになる。
『グラディウスNEO』ではバクテリアンの存在こそ確認されていないが、それに代わって「ラーズ帝国」なるものが台頭し、発掘したロストテクノロジーの産物を利用して勢力を拡大している様子。
ラーズと言えば惑星グラディウスの皇帝が代々「ラーズ」の名を受け継いでいるが、このラーズ帝国との関係は不明である。
OVA版
1988年から1989年にかけてスタジオぴえろが制作し、コナミより発売されたOVA(全3作)版『沙羅曼蛇』には人間に擬態したパオラという名のバクテリアンが登場。
「何もしてこないラスボス」としてお馴染みの巨大な脳はサイバーブレインというバクテリアン軍の中枢を担う生体コンピューターであり、バクテリアンによって捕らわれの身となったステファニィの父・マクベインの脳が使用されている。
パロディ
実況おしゃべりパロディウスではラスボスの「ばくてり屋」というシリーズ恒例の大ダコとして登場する。こちらも3WAY光弾を放ってくる。
バクテリアン軍の主な戦力
生体兵器
ゴーレム グレゴール ベリアール
バブルアイ ビッグアイ マッドスキン
ブロッティングウィードー
触手
アメーバー
シリーズのラスボス
ゼロス要塞(脳) ゼロスフォース(ヴァー) ゴーファー バクテリアン
外伝・時代背景不明
ダークフォース ベノム