ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

猪八戒の編集履歴

2011-09-05 19:16:56 バージョン

猪八戒

ちょはっかい

『西遊記』に登場する豚の妖怪。
  1. 西遊記』に登場するの妖怪。本稿で解説。
  2. 最遊記』に登場する妖怪。→八戒
  3. ギャグマンガ日和』に登場した、西域に向かう途中で他の仲間達の食料になった豚。

概要

元は天界の水軍を率いる高位の神将「天蓬元帥」(てんぽうげんすい)。

ある時、天界で行われた大規模な酒宴の席にて泥酔し女犯を犯すと言う失態を仕出かし、天帝の怒りを買って下界に追放されてしまった。その折、誤っての胎内に宿ってしまった為に半人半豚の妖怪として転生してしまい、自暴自棄になって母豚を始め、多数の人畜を殺して貪り食い続けた。

然し、観世音菩薩に拠って教化され、後に三蔵法師の弟子となって取経の旅をサポートした。


三蔵法師の弟子になる前は人間世界で大金持ちの入り婿になっていた経験がある。また人食い妖怪として暴れていた頃にも女妖怪と夫婦の契りを交わしており(その女妖怪は作中では既に死んでしまったらしき描写がある)、三蔵一行では唯一の結婚経験者。

出家してからも女色と食欲には勝てず、時にはそれが原因でトラブルを招いても居るが、一方で兄弟子の孫悟空と共に、行く手に立ち塞がる百鬼妖魔を退治するのに大いに力を顕した。


取経が成った暁、釈迦如来も八戒の食い気には特別な配慮を施し、仏事の供え物を清める仏である「浄壇使者」の称号を彼に与えている。


備考

「猪八戒」は俗名・渾名のようなもので、本来の法名は「猪悟能」(ちょごのう)と言う。「八戒」の名は三蔵法師がつけたもので、彼が三蔵法師に弟子入りする直前まで仏教で忌み嫌われた八つの生臭物(五葷三厭・・・ごくんさんけん。“五葷”は強い香りと辛味のあるニンニク・ニラ・ネギ・ラッキョウ・野蒜の五つの野菜、“三厭”は 天上の雁、地上の狗、水中の烏魚を示し、即ち獣肉・鳥肉・魚肉の事)を口にせず戒律を守った事を褒め称えての命名である。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました