概要
「鼠のアルゴ」ことアルゴおねーさんのリアル。
原作時間軸ではSAOクリア後長らく消息不明だったが、21巻のラスト、UR事件の裏を探るべく帰還者学校に転校生と言う形で姿を現す。
学年は作中時間で2026年9月28日時点で高校3年生。正体について様々な予測が飛び交った彼女。成人女性でもロリでもない同世代であったが、少なくとも自称「おねーさん」は嘘ではなかった。
強制コンバートの翌日に突如として、そしてどうみても重要人物な謎の転校生と同時に転入してきたのは果たして偶然なのだろうか…!?
ただし、日付に関しては単に帰還者学校編入者の入学日と言うだけであった。
お仕事
SAOクリア後は地元の神奈川県南西部で高校生活を送る傍ら、学生ながらにMMOトゥデイのライター兼リサーチャーの仕事をしていた。担当はハードウェア関連やザ・シード連結体の総合ニュース。
そしてなんと、その情報収集能力は現実世界でも通用する本物であり、UR事件の前兆を事前に掴んでいた他、彼女の前では鍵垢の呟きでさえ丸裸だとか。
「裏の取れていない情報は原則話さない」という職業意識も同じで、挙句に何故か菊岡のことをALOのアバターネーム込みで一方的に知っていた。
この鼠、まだまだ裏がありそうである……。
一方、ゲーム内の情報屋としては様々な理由に加えて「SAOの頃のモチベーションが保てなさそう」という、ある種キリトと同じ病気で半ば引退状態となっており、ALOの住人とはならなかった。
その他、仕事でVRゲームにログインすることはあっても用事が終わったらアカウントはすぐ消していたとのことでリズベットたちとの面識もなく、ガールズ・オプスとも完全に矛盾してしまった。
「キー坊が七十五層でクリアしてくれなけりゃ、どっかでくたばってただろう」と述懐しているあたり、これまで主な活躍場所だったゲーム版の時間軸とは心情は大きく異なるのだろう。