概要
キリト達が通うSAO帰還者学校に転入してきた、長い黒髪に灰色のブレザー、長髪のアホ毛が特徴的な少女。
実家のカムラグループはアスナの父親がCEOを務めるレクトのライバル企業であり、オーグマーの開発メーカーでもある。既に海外進学する為の認定証書を受けており、転入してきたのも帰還者学校の生活を体験するためらしい。
アスナとは以前、財界人が集うパーティーで会ったことがあるらしく、以前はアスナが中学まで在籍していた小中高一貫の私立校「エテルナ女子学院」に通っていた。
その様な経緯からアスナはSAO事件に巻き込まれなかった自分という印象を受けている。
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神崎エルザ……SAO事件に巻き込まれなかったプレイヤー
???……親族とおぼしき人物、だが・・・
アクセル・ワールドにおいては彼女の娘らかと思われる黒雪姫とその姉であるホワイト・コスモスの二人の姉妹が出ている。
だが、黒雪姫から言及されたその本性は自分の娘にすら人間の魂そのものであるフラクトライトに生まれる前から人体実験をかけるという倫理観の存在しない危険人物なのだと判明している。後述する思想からすれば、思想面では親の思想を継いでなかった意味では幸運と言えた。
現在ユナイタル・リング編にて猛威を振るっているムタシーナというプレイヤー。
彼女はVR世界そのものを唾棄して信頼するものなど怨念などの負の感情しか存在しないとし、敵対するものには潰すか支配するという行動・思想が、極めてホワイト・コスモスに近しい行動を行なっている。
また、ラスナリオをムタシーナの一団に攻めこまれ「忌まわしき絞輪」を発動された際、ムタシーナはキリトとアスナに対して「私に忠誠を誓うなら、剣の柄を差し出しなさい」と言うシーンがある。このシーンは、アクセル・ワールドにてホワイト・コスモスがシルバー・クロウに対してメタトロンと共にオシラトリに移籍することを条件にテスカトリポカを鎮める際に、クロウがコスモスに対してした剣の誓い(小説版の挿絵参照)とよく似ている。この点からもムタシーナはコスモスに近しい人物なのではないかと考えられる。
また、ムタシーナというアバターネームは「樒」という植物の学名「Illicium anisatum」から「anisatum」の部分を逆から読めば、「mutasina」となることから、ムタシーナのリアルが神邑樒かと思われる。
それに加え、28巻ラストではアンダーワールドにてノーランガルス皇帝家の末裔を称する人物がムタシーナ・ムイキーリを名乗っており、その容姿もURのムタシーナそのものであったため、これも同一人物と見てよいだろう。