曖昧さ回避
- CAPCOM発売のゲーム『ロックマン』シリーズの海外名。→MEGAMAN
- 同じくCAPCOMが展開する格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズと、ナムコの『鉄拳』シリーズとのコラボタイトル『ストリートファイター×鉄拳(以下ストクロ)』に登場するプレイヤーキャラの一人(メイン画像中央)。
本項では2について解説する。
メガマン(ストクロ)
過去の遺跡を発掘することを生業とする「ディグアウター」を名乗る肉体派の中年男性。仕事のパートナーであるロール(CVは同作でキャミィ役の沢城みゆきの兼役)の指示の下、世界各地の遺跡を廻りながら採掘作業に勤しんでいる。
モチーフは言わずもがな、同社の人気アクションゲーム『ロックマン』シリーズの海外名「MEGAMAN」であり、外見はシリーズ第一作目である『ロックマン』の米国版パッケージがモデルとなっている。ストーリーモードのOPムービーや試合時の専用BGMも、同タイトルに収録されているBGMのアレンジとなっている(前者はデモステージ、後者はカットマンステージが原曲)。
一方で、その経歴やロールとの関係性などは、シリーズの派生タイトルである『ロックマンDASH』をおもわせる部分も多い。
容姿
前述通り、『ロックマン』の海外版パッケージイラストをモチーフとした出で立ちで、青と黄色で采色された近未来的なスーツ(全身タイツとパンツ、ブーツにグローブ、ヘルメットの構成)を着用。ヘルメットのデザインはモデルのイラストに準拠し、装飾部分が正中線から少し左寄りとなっている。顔もイラスト同様に異様に老け込んでいるが、本作では加えて恰幅の良い肥満体に無精髭と、さらに強烈な外見となっている。
武器として、ハンドガン型の銀色の光線銃「メガバスター」を携え、これと体術を織り交ぜて戦う。
性格
一人称は「ぼく」。
性格は熱血漢…らしいのだが、実際のところは礼儀正しく謙虚な人物。やや気弱なところも見られ、いつもロールからの無茶な指令に振り回される苦労人で、ときにはこうした扱いに意見しようとはするものの、直様彼女の反論で遮られてしまい、結局指令に従うことになっている模様。
戦闘前も、ときには対戦相手の異様な外見や雰囲気に気圧されて弱腰な発言が漏れることもあるが、それでも(余程怒ったロールが恐いのか)果敢に戦いに身を投じている。
作中での動向
ある日、ロールから「南極に降下した謎の箱」を回収するように指令を受けたメガマンは、同じく箱を狙う数多の格闘家たちを相手に奮戦することになる。
エンディングでは、とうとう目的の箱を発見したまではよかったが、箱の中には物らしい物は一切入っておらず、代わりに不思議な光体を無尽蔵に放出し続けていた。箱も決して持って帰れるようなサイズではなく、困り果ててロールに指示を仰ぐが、今度は「光そのものがディフレクターかも知れない」と、そちらを持ち帰るようさらなる無茶振りを受ける羽目になる。
その後、試行錯誤したものの結局その光すらも回収する術がなく、肩を落として帰路についたメガマンだったが、すでにロールの感心は新たに発見した別の遺跡へと移っており、直様再び冒険へと駆り出されたという。