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2020-03-07 19:15:25 バージョン

sweet_lost_night

まほうのらんぷはあくむのよかん

『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第20作

概要

ルパン三世のTVスペシャルは1990年の『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』以降、毎年7月下旬(もしくはは8月上旬)に放送されるのが定番となっていた(番宣などにおいても「金曜ロードショー」の本作放送当時のナレーターであった坂上みきが「今年もルパーンの季節がやって来た!」などとネタにするなど)が、夏の放送としては現時点では本作が最後となっており、以降のテレビスペシャルは秋や冬など放送時期が流動的となる。


2020年1月10日にはYouTubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」にて本編の無料配信(21時からのプレミア配信→アーカイブ配信)が行われる。


あらすじ

今回の不二子のおねだりは・・・アラビアにあるという、何でも願い事が叶う「魔法のランプ」。もちろん盗み出すことに成功し、追ってくる銭形も振り切り無人島へ辿り着いたのは、午後の7時になろうとしている頃だった。

ルパンは早速ランプをこすってみると、なんと魔人ではなく妖精が出現!妖精はルパンに語りかける・・・「願い事を叶えてあげる。その代わり、残りの人生の半分をいただくわ」。突然ランプから赤いレーザービームが出て、ルパンの後頭部をちくりと刺した・・・午後7時ちょうどのことだった。

空を見上げるルパン。しかしなぜか朝になっている。時計を見ると・・・午前7時。困惑するルパンに追い打ちをかけるような不二子の剣幕も、なぜだかさっぱり分からない。そのとき、突如武装した男たちがルパンに「ランプを渡せ」と要求してきたが、そこへやってきた次元と五ェ門になんとか救出される。

次元の話により、どうやら午後7時から午前7時までの記憶がなくなっているのだと理解したルパン・・・そう、記憶を失った真相は「謎の女」と「魔法のランプ」が握っているのだった。

テレビ画面には武装一味率いるガーリック大佐が映し出され、不二子を人質にランプをよこせと言ってきた。もちろん不二子の仕組んだ罠だとは知っていながらも、ガーリック大佐の指示した列車に乗り込むルパン。すると隣にドリューと名乗る女性が座ってきた。

案の定、不二子と大佐がランプを奪うために襲ってきた!なんとか逃げたルパンがドリューに歩み寄ると、そこにいたのはなんと「ランプの妖精」だった!逃げようとするドリューに事情を聞くルパン。しかしまたしてもガーリック大佐の攻撃が始まり、次元は被弾、五ェ門は潜水艦の中に閉じこめられてしまう。

彼女の話によると、ランプはアイヒマン博士が作った「記憶のスキャナー装置」だという。そしてドリューも博士によって3年間の記憶を奪われており、その記憶を取り返すために博士のいいなりにされていると告白した。しかしいったい何のためにルパンの記憶を盗もうとしたのか?

そして明くる午前7時。またしても昨夜からのルパンの記憶はきれいに消えていた。そして3度目・・・その時、ドリューは記憶消去について衝撃の事実をルパンに告げる。ルパンに残されたのは残り数時間。ルパン達は急いでアイヒマン博士の研究施設へ向かうのだが・・・。

一方、銭形はルパンを執拗に追いかけていた途中、頭を強く打ってしまったために記憶喪失になってしまう。一人称が「ボク」になり、口調や性格も完全に豹変し、自分が誰なのかもわからず一人彷徨い歩くのだった・・・。


ゲストキャラ

ガーリック大佐(CV:銀河万丈

アイヒマン博士(CV:佐々木敏)

ドリュー(CV:田中美里

アダム(CV:萩原聖人


余談

ゲストキャラのうち、アダム役の萩原聖人とドリュー役の田中美里は「冬のソナタ」(の日本語吹き替え版)でも共演しており、また銭形警部を演じる納谷悟朗の弟である納谷六朗がゲスト出演している。なお「ルパン三世」のアニメにおいて、納谷兄弟の共演は本作が最後となっている。


銭形は記憶喪失になってしまった関係上、あまりストーリーに関わっていないが、完全に記憶を喪失したことで一人称が「ボク」になるなど、ルパンや五ェ門を唖然とさせるほどの衝撃的な変貌を遂げる。銭形の記憶喪失は後年のPART520話でも描かれているが、こちらは別の意味で驚くべき変貌を遂げている。

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