概要
日本固有の比較的小型のナマズの仲間。
サイズ、形態ともにドジョウを思わせ、収斂進化の一例に挙げられる。
冷たく澄んだ上流〜中流域上部等に生息しているため暑さには弱く、ナマズやギギが耐えられる25℃程度でも衰弱して死亡してしまう。
これは夜行性の生活様式も要因の1つと考えられる。
肉食だが、体が小さいため魚などを食べることはできず、カワゲラなど水生昆虫を中心に捕食する。飼育下ではイトミミズや赤虫などの餌を好んで食べる。
観賞魚として飼われるが、高温に弱いため熱帯魚ファンよりも日淡ファンの方がうまく飼育できる傾向がある。近縁のナマズは熱帯魚として扱われることが多いため、近縁種とのギャップにより熱帯魚ファンは苦手とする傾向がある。