Finaly…TheRock has come back to pixiv encyclopedia!!
人物
プロレス入り前
1972年5月2日アメリカ合衆国カルフォルニア州出身。身長194cm118(124.5の説あり)kg。
母方の祖父に″ハイ・チーフ" ピーター・メイビア、父に絶大な人気を誇った黒人レスラー、"ソウルマン" ロッキー・ジョンソンを持つ、プロレス界のサラブレット。
元はプロレスラー志望では無く、ハイスクール時代はアメリカンフットボールの名選手と名を馳せ、大学進学の際には多くのスカウトを受けマイアミ大学に進学。けがに悩まされるも、インカレで優勝を経験している。ちなみに学業では犯罪学を履行。
大学卒業後はNFLを目指すも声をかけられず、カナダのCFLに進むも1年ほどで解雇され、祖父と父と同じ道を選ぶことになる。
ちなみにこの頃よりグレート・ムタこと武藤敬司の大ファンであると公言。
プロレス入り
プロレス入り後は、父と同じトレーナーのもとで修業を積み、往年の名選手パット・パターソンの推薦を得て、WWE(当時WWF)入団を果たす。
1995年は下部組織でプロデビュー。ちなみにこの頃のギャラは一晩40ドルほど。
1996年にトップ昇格を果たし、祖父と父の名をあやかりピーター・メイビアを名乗っていた。
この頃のキャラは極めて平凡な好青年キャラであったが、あまりにもステレオタイプすぎて登竜門とも言われるタイトルを戴冠するも、泣かず飛ばずの状況が続き、上層部よりキャラ変更を打診される。
ちなみに観客から「サイテー」コールを浴びるほどのハズレっぷりに、社長ビンスが「どうしてこうなった」とつぶやいたらしい。
TheRock誕生、そしてスターダムへ
副社長のジム・ロス(通称JR)の提案でTheRock(以下ロック様)と改名し、黒人至上主義のユニットチームへ参加。一転ヒールとして歩みだす。
この頃にリングコスチュームが長年使うことになる黒を一色のモノになる。
また試合外での衣装も悪趣味とも言えるド派手な柄シャツ(ちなみに前全開)に細身のサングラス、エナメルの靴と一歩間違えれば…と言うより紛うコト無きDQN。口調もオレ様キャラ全開&放送コードギリギリのスラング連発と初期がウソのような変貌っぷりに。
だがこのキャラが大ヒットし、当時最年少記録で世界ヘビー級王者を戴冠。
以後、ライバルのストーン・コールド・スティーブ・オースティンと共に、口の悪いベビーフェイス(善役)という全く新しいスタイルを確立。
また、シャープな肉体と端正な顔立ちから、プロレス以外の面でも人気を博し、ついには映画「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフ作品で主演という大役を果たした。
この後長きに渡り俳優業が続きリングから姿を消していたが、今年完全復帰(ゲスト登場は数回あった)。
ロック様の妙技を味わえ!!
ロック様と言えば非常に個性的な言動と技の数々。ここにその名台詞と美技の数々を記載する。
名言集
・Finaly…TheRock has come bock to~!!(遂にロック様が~に帰って来た!!)
オードリーの春日で言うところの「トゥース!」に当たる、ロック様渾身の掴みの一発。波線部分には興業が行われている土地の名前が入り、出身地では地名ではなく「Home」と入る。
また今年復帰した際にもWWEを「HOME」と呼び、完全復帰を告げている。
・If you smell what The Rock is cookin'!(ロック様の妙技を味わえ!!)
マシンガンのようなトークのシメとして高確率で使用。実際に使用する場合にはここまであっさりでは無く、文字で表現するなら…
″If you smelllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!! what The Rock!! Is!! ……………………………cookin'..."
…と壮絶な煽りとタメを挟み込む。ちなみにこのセリフは会場のピープル(アイマスで言うところの愚民に近い)との大合唱になるが、キメの「cookin'」の部分はあまりにもタメが長すぎて中々合わない(と言うか、ロック様が合わせない様にしている)。
・Just bring it!!
2001年頃より愛用し始めたセリフ。前述がバックヤードでのシメならば、こちらはリング上でのマイクアピールのシメ。
この時に取る「右手の手のひらを上に向けて、人差し指から小指を上に向けて動かす」ポーズも印象的。(上記イラストがそのポーズ)
美技の数々
・DDT
プロレスでは極めてメジャーすぎる技であるが、ロック様の場合はこの技を繰り出した後に素早くヘッドスプリングで起き上がるのが特徴。一連の動作が美技。
・シャープシューター
長州力もフェイバリットホールドにしているが、彼のと比べると腰の落とし方が甘いが、固めた時に浮き出るロック様の筋肉が美技。
・ロックボトム
ロック様の代名詞的技。タックルに行く形で相手の腋下に体を挿し込み、同時に右手で肩と腕をロック、そのまま片手で持ち上げて宙に浮き、全体重を乗せて叩きつける技。
叩きつけるまでの一連の動作が美技。
・ピープルズエルボー
ロック様のロック様によるピープルの為のロック様渾身最大の美技。通称「スポーツエンターテイメント界一シビれる技」。
ダウンしている相手に対してロープ間を1往復して、相手の目の前に立ち止まってから肘を落とすのだが、肘打ちそのものよりもそこにいたるまでのプロセスが大切な技である。
ちなみに武藤敬司のフラッシングエルボーをモチーフにしており、この事実は武藤本人も認めている。