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アイン(ゴッドイーター)の編集履歴

2020-03-21 09:01:36 バージョン

アイン(ゴッドイーター)

あいん

ゴッドイーター3の登場人物。ある人に非常に似ているが‥‥

「彼女を、決して離すなよ」


CV:中井和哉

概要

中立のミナト「ダスティミラー」のオーナーをしている隻眼のゴッドイーター。必要とあらば白い旧型の神機を手に前線にも出る。

AGEではない普通のゴッドイーターのはずなのだが、偏食因子の調整なしで灰域で行動できるという規格外の能力を持っている実力者

イルダ・エンリケスとは以前から親交があり、彼女の紹介で主人公たちAGEのチーム「ハウンド」と出会う。集めていた灰域種アラガミの情報を売買する相手を探していた一同に対し、それを大金で買い取る。本人曰く「それだけの価値がある情報であり、妥当な額」とのことだが、イルダの世話になるまでは奴隷同然だったハウンドたちからすれば想定以上の破格の扱いであり、ユウゴがそこまでしてくれた理由を聞いたところ、

お前たちみたいな無茶な連中は嫌いじゃない」

と答え、その後もハウンドのビジネスパートナーとして度々協力している。

イルダ曰く「真剣に生きる人間を決して見捨てない」とのこと。


また、フィムに懐かれている主人公に冒頭の言葉をかけており、ハウンドたちやフィムのことを個人的に気にかけるそぶりを見せている。

さらには、本編EDは彼のモノローグでしめられており、出番は決して多くないが圧倒的な存在感を放っている。


後半に現れる重要キャラなのだが、上記の言動など、どこか謎のある男である(ただし、データ上の経歴は問題ないらしい)。


その正体は‥‥?(以下、ネタバレ注意)

公式などでも正体の明言は避けられているが、シリーズのファンは一目でピンときただろう。














そう、あのソーマ・シックザールである。

容姿や声はもちろんだが、

  • ソーマ専用である白い旧型の神機を使用する。
  • ヒト型アラガミであるフィムを気にかけているが、ソーマも過去に人間そっくりのアラガミのシオ交流があったがシオとは悲しい別れに終わっている。つまり、冒頭の台詞はお前たちは俺やシオのようになるな」という彼なりのエールということになる。
  • AGEは「P73-C偏食因子」を投与されたことで灰域で活動できるが、ソーマは自力で「P73偏食因子」を体内で生成できる唯一のゴッドイーターであり、調整なしで灰域で活動できても全く不思議はない。
  • 「アイン」という名前はドイツ語で「1」を意味しており、全てのゴッドイーターのオリジナルであるソーマのことを指しているともとれる。
  • 追加DLC「もう一人の鬼神」ラストで「極東に、俺を待っている奴らがいる‥」と語っており、どうやら極東に帰ることを望んでいる。

など、彼がソーマであることを示す証拠は劇中のあちこちにみられる。


ただし、隻眼になった理由やダスティミラーのオーナーになった経緯、何故名前を変えているか等の前作からの10年以上の「アイン」となるまでの期間の詳細は本編では不明のままである(年齢も明言されていないが、公式サイトによるシリーズ紹介映像「3分!?でわかる「ゴッドイーター」!」で3の時代が1から16年後の西暦2087年であることが判明したので、おそらく34歳。なお、リカルド曰く「見た目は若い」とのことであり、それほど老化していない模様)。


余談

アイン=ソーマであることはほぼ確定しているが、リンドウアリサをはじめとする過去2作の他の主要キャラの安否は不明のままとなっている。


ただし、シリーズのファンの多くは


「あいつらは殺しても死なない」

「AGEじゃないけど灰域種ぐらい楽に倒せそう」


と心配しておらず、アイン自身も上記の台詞のように彼らの無事を信じて疑っていないようだ。


関連タグ

ゴッドイーター3


ソーマ・シックザール


















以下、さらなるネタバレ







追加DLC「過去との邂逅」のクレア編ラストで突然体調を崩す。このことに気付いたのはフィムと主人公だけだが、彼の状態を感じ取ったフィム曰く、


「アインのなかのアラガミ…さけんでる…!」

「このままだとアインのからだ、こわれちゃう…!」


と、かなり危険な状態。


実は、長年戦い続けたためか、アインの体はゴッドイーターとしての活動限界を迎えかけており、もってあと半年の命だったのだ。




さらに、その後の追加DLCでは驚愕の事実が判明する。

なんと、「ソーマ・シックザール」は灰域を発生させる原因となった大災害「厄災」を、何らかの実験の失敗で発生させてしまった大罪人「厄災の三賢者」の一人として人々に記憶されていたのだ。

つまり、アインはあえて名前を変えていたのではなく、多くの人々の命を間接的にとはいえ奪ってしまい、素性を隠さざるを得なかったのである。

ただ、不幸中の幸いであるが「ソーマ・シックザール」の顔写真等のデータは厄災時の混乱で失われているため、人相までは変えずに済んでいる(「神機とかもそのままだし、名前以外隠してないでしょ」とツッコんではいけない)。


そして、ハウンドを敵視するある人物がアインこそが「ソーマ」であることを突き止め、「ハウンドと手を切り自分たちと組め」とアインを強請るが動じなかったため、ハウンドに匿名メールという形でその情報をリークしてしまう。今のところユウゴたちは「アインと自分たちの関係に亀裂を生じさせるためのイタズラでは?」という可能性が有力と考えており、事を荒立てたりしていないが……。


「過去との邂逅」最終章に当たるアイン編で厄災の真相が明らかになるようだが……。


病状も少しずつ進行しており、アインを取り巻く状況は予断を許さないものになっている。

果たしてアインはどうなってしまうのだろうか?極東の仲間たちとの再会が叶わないまま命が尽きてしまうのか、「ソーマ・シックザール」であることが公になり破滅してしまうのか、それとも……?

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